2020-3-18 17:06 /
很早之前就手打了一份,想了下还是发上来,也算留个记录吧

明日菜へ
元気か?
突然、僕からの手紙が届いたことに、
君はかなり驚いただろう?しかし、破らないでくれ。
……難しい頼みかな?しかし、どうか最後までこの手紙を読んで欲しい。

……こんな風に改まって手紙を書こうとすると、
君と幼い頃に遊んだことを思い出すよ。
君は覚えているかどうかわからないけれど。
夏に一緒に龍岩峠へ出掛けて一緒に泳いだこと、
山イチゴを摘みに歩き回ったこと、
冬には雪の積もった丘でソリ遊びをしたこと……。
君が転がって泣いているのを、僕が慰めたこともあったな。
他にも、祭りの時に一緒に花火見物をしたこともあったな。
大人たちの担いだ神輿を追いかけたことも思い出されるよ。
あの時に買ったお面は、今も僕の大切な宝物の一つだ。

そうそう、高校時代、僕が喧嘩をしてきたことがあっただろう。
君が何事かと聞いても、僕はその理由を教えなかった。
あの時のことは今の今までずっと秘密だった。
けど、そろそろ時効かな?白状してかまわないだろう。
実はあの日、僕は年上の女と付き合っているとからかわれたんだ。
ついには君が僕をたぶらかしているとまでいい出した。
僕は我慢出来なくて、そいつらを全員殴ったんだ。
僕は見かけよりは力があるからね。何発かは殴られたけど、せいせいしたよ。
もちろん、それからはからかわれなくなった。
傑作なのは、そいつらも実は君のことが好きだったみたいなんだ。
後々、仲直りをした時に本人達から聞いた話なんだけどね……。
中学高校を一度も一緒に通えなかったことを残念がっていた頃、
君が同じ大学に行こうといったよね?
君が直接家庭教師まで買って出てくれたっけ。

おっと、くだらない前口上になってしまったね。すまない。
実はこんな話を書くために手紙を書いたわけじゃないんだ。
どこから話したものかな?

僕が東京の大学に合格したという話、あれは嘘だ。
ああ、東京にいるのは事実だよ。今、僕がいるところは、
東京にある大学ではなく「国立東京総合病院」なんだ。
僕は……、実はちょっと面倒な病気にかかっていたんだ。
あ、今のは驚くところね。
けど、驚かなくてもいいよ。そろそろ苦痛はなくなってきているし。
だからこうやって手紙も書けるんだ。
この病気を知ったのは、僕が高校3年になった頃だ。
なんとなく具合が悪くなって病院に行ったら、
今すぐに入院しろといわれたんだ。
それほどに僕の病気が深刻だったのかと思い始めた頃には、
いつの間にか高校を卒業する年になっていた。
僕は君が心配するかと思い、何も話さずに東京にある病院を訪ね回った。
結局、時限付きの人生という診断が下された僕は、少し悲しくなったよ……。
僕は一人息子だろ。残される両親を思ってだいぶ泣いたよ。
そして、明日菜……、君のことが一番心配になった。
僕しか頼る人のいない純真な女の子なのに……、
僕が死んでしまったらどうすればいいんだろうとだいぶ考えたよ。
だから僕はわざと君を遠ざけはじめた。
君が僕のことを忘れ、他のいい恋人に巡り会えることを祈った。
しかし、そんな僕の努力は虚しく、君は暇さえあれば僕を訪ねてきた。
嬉しかったけど、悲しかった。
その頃には、僕自身の状態を自分でもよくわかるようになってきた。
結局、僕は故郷を離れ、前から通っていた東京の病院に入院した。
もちろん、君には東京の大学に通っていると嘘を吐いて。
長いことたって、両親から君がまだ僕を探しているという話を聞いた時は、
とても悲しかった。
早く僕なんかのことは忘れてほしいと望んでいたのに。
1年が流れ、2年が過ぎ、君が東京で教師になったという噂を聞いたよ。
一度会ってみたかったけれど、既に僕の身体は動かなくなっていたんだ。

今は僕のことを忘れただろうか……?
今は泣いていないだろうか……?
僕に代わってくれる、いい男には出会えただろうか……?
そのもどかしさはますます大きくなったけど、僕は君に会える状態ではなかった。
僕は薬物と放射能治療のせいで昔の姿をほとんど失っていたし、話もしにくくなっていた。
身体もろくに動かないし、一日に何度も金縛りに遭うようになっていた。
今は体調もよく、手紙も書けているのに、
まるでとなりには誰かいるかのように感じられるんだ。はは……。

今の僕は、いつこの世を去るかわからない状態だ。
しかし、最後の望みがあるとしたら、たったひとつだ。
君が君を大事に愛してくれる、そんな人に出会ってもらいたい。
決して僕のせいで悲しむことがないように……。
もし生まれ変われるのなら、もう一度君のそばにいてあげたいけれど、
僕に苛酷な試練を与えた神が、そんな幸運を授けてはくれなさそうだ。

明日菜。
おそらく最期になるだろうこの手紙は、僕の痕跡を君に残す意図で書いたんだ。
けれど決して僕にこだわり続ける君の姿を見たいわけではないから、誤解はしないでくれ。
この手紙は、僕がこの世を去った日、両親の手によって君に送られるだろう。
それでも悲しく思わないで欲しい。

僕はいつも君のそばにいるから。
幸せになってくれ。

最後に……。
永遠に愛しているよ、神月明日菜。
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