2024-2-11 18:16 /
最后记录一下外传小说与after story之中值得关注的一些东西吧

歌を忘れた偶像
そしてまた、柔らかな笑顔とともに両手を軽く振って『謹んでお断りします』のポーズを取る。大学に入ってからそろそろ半年になるけれど、雪菜はこういう表情をほとんど崩したことがない。それはとりもなおさず、あらゆる時間、様々な場所、数え切れない理由で言い寄ってくる男が絶えないということの証左でもあったけれど、ただもう一つ付け加えるならば、彼女がここ半年の間、“本性”を見せていないことの証左でもあった。

但附属时期的舞台曲目却是完全的雷区

亲友团确实在很多地方都帮助了雪菜呢

打工狂魔春希

「わたしが悪いんだよ」
「わたしが春希くんを追いつめた。わたしがかずさを追い込んだ」
「わたしが、二人を引き裂いた」
雪菜は、二人が春希を糾弾するのを認めない。
今はここにいない彼女をなかったことにするのを認めない。
そして、自分を許すことを認めない。

将三人至于一切人际关系之上

满脸哀愁的雪菜反而更美了……这是什么时代的审美,虽然我似乎完全无法否定

雪菜は、変わった。その、時折ふっと漏れ出る愁いを帯びた表情は、男の武也だけでなく、同性である依緒までも取り込まれてしまいそうになるほどのおびただしい色気を感じさせた。今の彼女は、アイドルのような少女と、女優のような女性がころころ入れ替わり、自分でも制御できないままに相手を翻弄してしまう。

――だって、嘘なのに。彼といたなんて、ずっと二人きりだったなんて、そんな現実、あるわけないのに。
――どうして信じるの?こんな、単なる口から出任せの、ありえない“夢”なんかを。半年前に思い描いた、親不孝のいけない娘になっちゃったわたしの妄想を。なんで、信じてくれちゃうの…っ?

果然还是母亲比较细呢,注意到了女儿话语与表现的不符,以及她拼命隐藏的苦痛

怪不得春哥后面都不上当了,前面被武也骗太多次了

春哥,快夸雪菜可爱,快点!

『あ、いや…そういう細かいこと気にしてせせこましい努力してるところがいつも通り小市民っぽくて可愛いなって』

两人应该都被过去所禁锢着呢……

過去と現在、夢と現実、追憶と希望。そんな、時間も場所もバラバラな情報が次々と雪菜の中に浸食し、感情を揺さぶる。

「だってわたしは…わたしは、ワガママなんだもん! 本当は高めの女なんだもん!」
「嘘だよそんなの…本当の雪菜は、見た目と全然違って、庶民的で、家庭的で、ちょっと意地悪で…けど心の底から優しくて、誰だって好きにならずにはいられない…」
「それは、それはぁ…特別な男の子に、だけだよぅ…っ!」

「わたし、春希くんの言う通り、たくさんの人に声掛けられたよ。誘われたよ」
「でもみんな、わたしの事情を知ろうともしなかった! 気遣おうともしなかった! 踏み込んでなんかこなかった!」

そんな姫様が欲したのは、王子様のキスなんかじゃなかった。姫様が真に欲したのは、大臣のお小言。厳しくて、うるさくて。そして、真心のこもったお説教だったのだから。

又一次すれ違い……

对和纱的complex

あれ以来二人は、心理的に遠く、けれど物理的には近い距離を持て余したままで。
けれど雪菜は、悔やんでも悔やみきれないあのときの失敗を全て自分の責任として抱え込んだまま、その中途半端な距離を諦めたかのように受け入れていた。

その時の雪菜は、かなり奇妙な表情をしていたに違いない。苦渋、緊張、安堵、疑問、悲痛…それらの要素が次々と切り替わり、しかも混ざり合い、逆に感情が表に現れていなかったから。

春希が、自分に好意を寄せる女性を激しく拒絶した… “そんなの春希くんじゃない”と信じたくない思いと、“でも今の春希くんなら”と信じてしまいそうになる思いがせめぎ合うごとに、雪菜の心に重みと痛みが増していく。だって、もし今の春希がそんな人間になっていたとすれば、彼をそう追い込んだ人物

――だからわたしは、かずさに勝てない。彼のためだけに、何もかも犠牲にできない。彼のこと以外に、まるで無頓着になったりできない。彼だけを見て、彼だけに一生懸命想いを這わせる…       
そんな、小学生のような恋愛をすることなんかできない。
かずさより、強く彼を想うことはできない。
(你这是在反讽和纱吗,我支持你)

0721之后再哭泣,你这夜生活也真是……

「だって、わたしが友近君に同情できないのは、介入もできないって知ってるから」「相手のことを心の底から同情してもいいのは、相手の事情を本気で解決しようと頑張っちゃう人だけだよ」

なにより雪菜の中には、『春希くんのことを好きな人に悪い人はいない』という、他人が聞いたら呆れ返るような超理論が根底にあったから。

留守電の再生が終わると、雪菜は携帯を投げつけようとして…すんでの所で思いとどまり、ベッドの上に放った。
携帯に当たるのも、依緒に当たるのもあまりにも間違っていることに気づくくらいには、ほんの少しだけ冷静さを取り戻していたのかもしれない。
(生气都是这样的感觉,好可爱……)

『…会えるよね?』どうやって?今だって会えないのに。『ね、ねぇ…これからも、電話、していいかな?』どうやって?今だって掛けられないのに 離れてしまってから、何をすれば繋がれるというのか。『大丈夫、だよね?』なにが大丈夫なものか。

又是生日……

――違う、違う…誰よりも早く…じゃない。わたしは二番目だった。
――違う、違う…自分の意志だけでやったことじゃない。 “一番”が強すぎたから、自分から行くしかなかっただけなのに。

――ち、違う、違うよ…わたしはただ、謝りたかっただけなのに。
――違うんだってばぁっ。わたしが悪いんだってば!
――嫌な思いをさせてごめんなさい。隙を見せてしまってごめんなさい。
――わたしには、あなただけなのに、ごめんなさぁい…っ
――だから、怒って。
――キレて。怒鳴って。…ひっぱたいてくれたって、いいよ。
――きっかけを作って。わたしたちが、ふたたびぶつかり合えるきっかけを。
――そしたらわたし、今度こそ。今度、こそ。

――今度こそ、忘れよう。こんな思いをするくらいなら、こんなに近くにいたくない。彼もそう思った。だから、わたしから離れていった。
――なら、忘れよう。彼の嫌なところをいくつもいくつも積み重ねて、彼を忘れよう。彼のこと、嫌いになろう。大嫌いになってしまおう。まずは早速一つ、嫌なところ、見つけた。わたしに黙って、わたしを遠ざけようとするところが、嫌い…
――ねぇ春希くん、わたしたち、今度こそ、もう、終わりだね。よかったね…そして、さようなら。
(经典在内心里都自己骗自己,要是真的能忘掉倒好呢……)

そのとき雪菜は、春希の嫌なところを、また一つ見つけた。自分に、そんな情けない嘘をつかせるところが、嫌いだった。

结果雪菜不去春希就去了,你们俩是真的变扭哈

そのとき雪菜は、春希の嫌なところを、さらに一つ見つけた。自分に罪悪感を抱かせようとする、嫌味っぽいお節介が、嫌いだった。

自分にわざわざ遠い場所まで足を運ばせるところがちょっと嫌いだった。 
自分にこんな痛々しい行為をさせるところがちょっと嫌いだった。
自分にここまで心配を掛けさせる、自分勝手な行いがちょっと嫌いだった。
そんな三つの“ちょっと嫌い”の合わせ技で、一つ分の嫌なところを見つけた。
(不行,我已经顶不住了,这样的雪菜太可爱了)

そのとき雪菜は、春希の嫌なところを、もう一つ見つけた。人に心配を掛けさせておいて、こんな仕打ちで返すところが、大嫌いだった。

そのとき雪菜は、春希の嫌なところを、あと一つ見つけた。自分の見栄に気づいてくれない、気にしてくれないところが、嫌いだった。

――誰にでも優しいところ、変わってないね、春希くん。なのに、わたしには優しくないなんて、酷いよ…女の子にでもお説教するところ、変わってないね、春希くん。なのに、わたしにはしてくれないなんて、酷いよ…友達にお節介を焼くところ、変わってないね、春希くん。なのに、わたしには焼いてくれないなんて、酷いよ…
そのとき雪菜は、春希の嫌なところを、ふたつも見つけた。友近や新しい彼女と、どんどん別の世界に溶け込んでいく春希が嫌いだった。自分がずっと抜け出せないでいる世界に、もういない春希が嫌いだった。

頭が、どんどん春希のことで埋め尽くされていく。 “嫌い”を重ねるごとに、今まで以上に春希への想いが募っていってしまう。雪菜は、最初からやり方を間違えていた。本当は“嫌い”ではなく、“無関心”を重ねるべきだった。
(来自丸户老贼的亲自指导?)

明明一眼就看出春希瘦了,你这对友尽君态度也太捞了

春哥也太猛了

そんな彼の本当の強さを、尊さを聞かされても…それでも、友近と、彼の母に嫉妬してしまった自分の醜さを知ってしまったから。
あんな仕方ない事情を聞かされた今でさえ、女のプライドが何もかも許してくれない。本当に、酷い“女”だった。

Wc,春哥竟然生气了,活久见,好帅……淦

春希の、あまりに身勝手な独占欲を全身に浴びて…今にも濡れてしまいそうだったから。
(老贼,你还我“清纯派”雪菜)

――彼のものであるはずのわたしが、他の男性に言い寄られてしまったせいだ。そう、わたしは彼のものだから、そんなこと許されないんだ。

“あの”小木曽雪菜に、こんな凄まじい小悪魔的な可愛さまで隠されていたなんて。けれどそれは、特定の誰かに恋しているときにしか見られない魅力であり…決して自分には届かない、砂漠に浮かんだ蜃気楼のようなものだった。

――ごめんなさい。わたし、酷い女なんだ。性格、歪んじゃってるんだ。…春希くんの、せいで。
――だってわたし、あなたたちが仲違いしたのが、嬉しい。わたしのために春希くんが道を踏み外したのが、嬉しい。
――彼を狂わせることができるのは…道を踏み外させることができるのは、わたしだけだ。わたしと、かずさだけだ…だからわたしは、選ばれてる。彼に特別扱いされてる。
――ほんと、なんて自己中なんだろう、わたし…これじゃ、あなたと変わらないね、かずさ…
(好家伙,果然你是想反讽冬马吧)

それはもう“小木曽さんちの雪菜ちゃん”ではなかった。本当の雪菜は、両親に愛情をたっぷり込めて育てられた少女は、素直で、優しくて、誰の幸せをも願ういい子だったはずだった。
けれど、『今は酷くてもいい』と雪菜は割り切った。誰かを傷つけても、自分を守らなくてはならない。間違っているけど、今はこれしかないのだから。
全ての人の幸せを願うのは。周りの人の幸せを願うのは。…三人の幸せを願うのは。
好きな人と結ばれて。愛に満たされて。そうして初めて祈ることのできる願いなのだから…

――わたしのこと、ずっと苦しめ続けてる、酷いひと。なのに、他人がわたしを苦しめることは、許さないんだね。わたしのこと、ずっと受け入れてくれない、臆病なひと。なのに、わたしのこと、自分のものみたいに扱うんだね。
(嘶……确实有ヤンデレ潜质啊)
――言っとくけどわたし、モテるんだよ?言い寄ってくる男の人、いっぱいいるんだよ?なのに、こんなに堅物で、けれど浮気者のあなたが。…ううん、わたしなんかに目もくれていないはずの、あなたが。わたしじゃない女の子を、ずっと本気で愛し続けてるあなたが。そんなあなたが、わたしのこと、手放そうとしないんだね…
そのとき雪菜は、春希の一番嫌なところを、とうとう見つけた。…必死で嫌いになろうとしてるのに、全てぶち壊しにするところが、大好きだった。

淦,我的“清纯派”雪菜(虽然从最开始就不存在就是了)

――ねぇ、春希くん。わたし、やっぱり歌が好きだよ。………が、すきだよ。
――本当は、いつかまた歌いたい。そして本当は、報われたい。
――だからあきらめるな、あきらめるな、わたし…想いは、必ず届く。たとえ一度は途切れてしまった絆でも。彼の本質が変わらないのなら。\k\n  そして、わたしの想いが変わらないのなら…
――でも今は、まだ歌えない。そして多分、今すぐ報われることもない。けれど、いつかこの歌とともに、わたしの想いを解き放ちたい。だから、今度わたしが歌うときは、彼に聞かせるとき。彼が…求めたとき。それまでは。それ、までは…




不俱戴天の君へ
心机满满的小朋
看春希这个状态应该是浮気线的后续

そして、それから一週間…       
七日間、わたしは自分の周りの世界から逃げた。
五年前と同じ後悔に泣き。
五年前よりも完全な敗北に叫び。
そして、五年前よりも強い気持ちを思い出し。
もう一度、この部屋に帰ってきた。

雪菜「わたしは絶対離れたりしないし、あなたは絶対元気になるから…っ」

结果曜子还是跟冬马一起出了国,至少冬马的世界也能维持下去
不愧是丸户,冬马的小心思竟然没成功

看来是双线叙事(最好别交互哈,我可不想再看两人的纠葛)

雪菜在与亲友的交互里始终处于中心呢

“宅男”春希

雪菜        「うん、ちゃんと切り替える。…わたしね、最近気づいたんだ」

「自分が心の底から人生を楽しまなくちゃ、彼を笑わせることもできないんだってね」
「わたしはね、何も犠牲にしたりしないよ?だって、みんなで幸せになりたいから。だから仕事も一生懸命やる。遊びだって手を抜かない」
彼女みたいに、彼以外を切り捨てることなんかできないから…

小朋不愧是纯粹雪菜派
朋        「ま、雪菜にはわたしがついてなくちゃ駄目だしね」

其实春哥也挺猛的,崩溃成那样才两个月就恢复了这么多,虽说崩溃成那样才是最大的问题就是了……

昔から、彼のメールは、わたしの支えだった。
一日に一度だけ届くメッセージを待ち望んだ日々。
一日に一度だけの約束だったのに、
二通目を、三通目を期待して、
今みたいに返信し続けた日々。
すれ違ってしまったときも、
拒絶してしまったときも、
そして、絆が傷ついてしまったときも。
そのたび、たった一通のメールが、
わたしたちを再び繋げてくれたから。

そう、だからだよ…       
だからわたしは信じられるんだよ。
変わらない気持ちが、色褪せない想いがあるってことを。
五年もかずさを忘れなかったあなたが側にいるから、
信じられてしまうんだよ…

原来是这个意思吗,不得不去做反而意味着不完全是自我的意愿,而更多的是义务

冬马这边完全是补全母女互动内容吗,那真是太好了

小朋被雪菜凶就会哭的吗,太可爱了,雪菜也是,两个月前的乐观心态都不记得了

武也        「どれだけ愛し合ってても、結ばれない運命とか、すれ違う相性とか、そういうの、あるのかもしれない」
(即使如此,雪菜依旧会尽自己最大的努力去尝试改变这一切哦)

但有时候,未免也太过努力了些……

もしかして、これって…
今から行こうとする場所を、
わたしの身体が、拒否しているの…?
自分でしてしまったありえない想像が、
今度は吐き気を呼び込む。       
だって、そんなはずはない。
これは一週間ずっと待ち望んでいたこと。
春希くんの側にいることがわたしの幸せだから。
彼の寝顔を見て、彼の数少ない言葉を刻んで、
彼のほんの少しだけ変わる表情を見つめて、
そんなふうに彼の隣で、彼の回復を見守る。
………でもそれって、わたしのエゴなのかな?
わたしが側にいるとき、
春希くんは、いつも辛そうだった。
彼の寝顔は苦悶に満ち、彼の言葉は自らを刺し、
彼の表情はいつも悲しみに満ち…
わたしはいつも、
そんな彼の隣で、彼の絶望を眺める。
そっか…
こんな疫病神が毎週現れたんじゃ、
よくなるわけなんかないよね…?
だから神様は、わたしを遠ざけようとしているの?
その方が、彼を安心させることができるから?
わたしが、彼の、重荷になってる、から…?
そうやって、彼を守ろうとしているの…?
違う…
そんなことを考えてしまうことこそが、醜い言い訳だ。
自分の気持ちに身体がついてこれなくなったことの、
馬鹿げた正当化だ。
それに、行ったところで、どうなるの…?
たとえ隣にいても、愛を囁いてもくれない、
抱きしめてもくれない、
そんな、わたしの居場所のない部屋に…
無償の愛って、なんなんだろう…
やっぱり、あなたにしか、わからないのかな…?
(这个时候依旧对和纱抱有这么强的complex)

结果纠结了半天还是来了,这就是雪菜,而且还装得元气满满

春哥还是察觉到了雪菜的异常

その声には、力がこもっていた。
半年ぶりに聞く、彼の、強い声かもしれなかった。
そして、続く言葉も、
強さと、優しさと、穏やかさに満ちていた。
やっぱり、治りかけてる…?       
そんな期待が、さらに胸を躍らせる。
『愛してるんだから』       
今なら、言ってもいいんだろうか?
彼は、受け入れてくれるんだろうか?
報われた…       
報われた、報われた、報われた!
鼓動が、高鳴る。
身体が、熱い。
息が、苦しい…
これでもう、何も…
わたしは、何も…

なに? なんなの?       
なんで? どうして?
なんでなんでなんで?
なに、これ?
春希くん、ちっともよくなんかなってない…
もう、治るんじゃなかったの?
わたし、報われるんじゃなかったの?
だからなんで? なんでなんでなんで!?
自分が良くなってきたら、わたしは用済みなの?
ううん、違う、違う…
彼がそんな人間じゃないってのはわたしが一番知ってる。
あ、もしかして…
そんな酷いこと思うような人間だから、捨てられるの?
だから、駄目なの?
どうしても、届かないの?
鼓動が、高鳴る。
身体が、熱い。
息が、苦しい…

そして…       
壊れかけの勇気を振り絞って、
春希くんは…わたしを切り離す。
二人で、奈落に堕ちていかないよう、
一人で、堕ちることを選ぶ。
自分が壊れることも厭わずに、
躊躇なくわたしを護る選択肢を選ぶ。
かずさとは、堕ちていこうとしたくせに。

『変化、成長、そして成熟。歳を取ることを、決して衰退と捉えないことだ』
『人間、変わっていくのは当たり前なのだから』       
『お前が変わらなさすぎるだけなのだから、カズサ…』
(同意见)

果然这条线的冬马变得美丽了不少呢……
为什么你直到现在才知道过去自己的软弱啊,倘若你能更早面对的话,三人明明都不用成这般模样啊


一度離してしまった彼との距離は、
ふたたび詰めるには、
とても息苦しく感じるようになった。
今すぐ詰めてしまうと、
彼に疎まれてしまうかもしれない。
わたしが彼を疎んじてしまうかもしれない。
彼をさらに深く傷つけてしまうかもしれない。
わたしがふたたび傷ついてしまうかもしれない。
けれど、このまま離れてしまうと、
彼に忘れ去られてしまうかもしれない。
彼を忘れ去ってしまうかもしれない。
彼が、今よりもっと壊れてしまうかもしれない。
逆に、離れたことによって安らいでしまうかもしれない。
わたしが、彼を失った喪失感に耐えられないかもしれない。
…耐えきって、何事もなかったかのように
今までと違う人生を歩むかもしれない。
…何もかもが怖い、怖すぎる。       
わたしは彼を愛してる。
そしてわたしは、彼の重荷になっている。
それは、どちらも紛れもない本当のこと。
じゃあ彼は、わたしを愛してくれているのかな?
そして彼は、わたしの重荷になっているのかな?
…わたしは、彼を信じ切れているのかな?
“彼女”みたいに、
盲目的に付き従うことができるのかな…?
もしかして、わたしが悩んでいることなんか、
彼女にとっては何の障害にもならないのかな。
彼のために何ができるかじゃなくて、
彼のために何かをしたいという意志で、
わたしは彼女の足元にも及ばないんじゃないかな…

じゃあ、じゃあさ、
やっぱり、わたしさえいなければ…
わたしが横恋慕しなかったら。
わたしが三人の運命の糸を弄んだりしなかったら…
春希くんは、壊れたりしなかったのかな?
…かずさと、幸せになってたのかな?


わたしにとって、
春希くんにとって、
そして、かずさにとって…
もしかしたら、
新しい幸せを探す道筋になるのかもしれないのに。
それなのに、
わたしだけに、破滅の道が開かれるのを恐れてる。
相変わらず、酷い自己中だね、わたし…
(明明只有你,哪怕是此刻也依旧想着他人,而另外两人却时不时只沉浸于自己的世界里)

果然你们两个都完全不了解对方呢,明明从那么早开始就认识彼此,可目光却始终停在他身上吗?

所以我才不喜欢看这两人吵架,真的是完全看不懂在吵啥

结果雪菜说完泄气话后又回到了努力的状态,这就是雪菜,雪门!
雪菜        「やるよ…別れることになっても、捨てられることになっても、また、かずさのもとに戻ったとしても…」
「それでも、彼を元の北原春希にするんだよ」
「真面目で、努力家で、説教くさくて…嘘つきで、裏切り者で、残酷で…ずっと、わたしじゃない女性を愛しているひとだけど…」       
「でも、愛する男を救うのは、女として当然の権利だよね」
「藁にすがっても、それこそ恋敵に土下座してでも、成し遂げる」
「何度だって言うよ…他のことなら何でもするけど、それでも、彼だけは渡さない」
「たとえ簡単に奪われても、あっさり捨てられても、渡さない」

但这条线的冬马确实帅啊

吵一架比几个月的疗效都好,这就是伟大的心理学
今まで心配掛けてごめんね、お母さん。
これからも心配掛けるけどごめんね、お父さん。
わたしはもう、大丈夫。
だって、決心がついたから。
彼とともに、一生掛けて戦う決心が。
今までは、焦ってた。       
一刻も早く、元の春希くんに戻って欲しいって。
真面目で頑張り屋なカッコいい社会人に。
わたしを愛してくれる、素敵な男の人に。
でもね、でも…       
完全に、戻らなくてもいいじゃない。
一生掛けて、ゆっくり治してもいいじゃない。
一生掛けて、ゆっくり振り向かせても、いいじゃない。
とにかく、二人でのんびり戦っていこうって。
のんびり、愛し合っていこうって。
(你这心态可太好了)

今まで心配掛けてごめんね、お父さん。
これからも心配掛けるけどごめんね、お母さん。
雪菜は…不誠実なあの人を。       
…ううん、わたし以外の女のひとに、
ものすごく誠実なあのひとを愛していきます。

果然春哥有时也确实令人挺佩服的呢……只是有时而已哦

雪菜大胜利,这个extra竟然只有三张雪菜的cg,两张都是春雪

雪菜の理解や支えは必要だったけれど必須ではなく、
雪菜の無理や離脱は痛恨だったけれど致命的ではなく。
雪菜は、万能なんかじゃない。
スーパーマンじゃ、ないんだ。

好家伙,我都有些心动了,淦
雪菜 「わたしがまた来るって、信じてくれてたの?」
春希 「まさか、違うよ」       
「願ってたんだ」       
…そう、雪菜とだけ、繋がりたかったんだ。
意味がなくても、役に立たなくても…
雪菜が、必要だったんだ。       
全然万能じゃない、
けれど俺のために壊れたりしない、
そんな、普通の雪菜が。
だって、愛しているから。
ただ、それだけだから。
(屏幕前在傻笑的呆瓜是谁啊)

这条线里母爱尤其得到了凸显呢,无论是雪菜的母亲,还是冬马的母亲,没有她们的支撑,就没有现在的冬雪

第四张!又是春雪!

春希        「だって、嫌だよ…愛している人が壊れていくのを見るのは…雪菜だって、辛かったんだろ?」
「だから、巻き込むわけにいかなかった。ずっと、縛りつけるわけにいかなかった。…雪菜に、幸せになって欲しかったんだ」
「俺のためとか、そういうの関係なく、雪菜が一番幸せになれる道を本気で考えて欲しかった」
(wtf,这条线的三人最后都太可了)


春希        「俺、お前のこと、ずっと愛してるんだぞ。…初めて愛してるって言ってから、ずっと」
「お前を裏切ったときも、あいつに心を奪われたときも、忘れることなんか、できなかったんだぞ」
「………だから、壊れたんだ。お前のせいでも、あるんだ」
「ああ、自業自得だ。とんでもない責任転嫁だ」
(都到这了,姑且相信你一回)

第五张终于到冬马了,真可爱啊,难得听到这么舒心的after all

『君のことを娘のように思っている人間は、世界には結構いるということだ』
なんだよ、あたし…       
本当に、馬鹿じゃないのか?               
(看来冬马也不是孤身一人呢)

そして、終わらない季節もない。       
冬も、春も、夏も、秋も。       
どの季節の君も、俺にとっては必要なんだから。

Wtf,这条线亲友也成了?
第六张cg,大团圆!



幸せへと進む道
低血压公主弱早起是吧(指十点)
果然刚起来的雪菜好可爱啊
结婚后的故事,看来是ed画面后内容,我还以为会补全ed内容,看来丸户还是不喜欢“写”重复的东西?

春希        「いえ……ありがとうございます。雪菜をワガママに育ててくれて」
雪菜の母        「え、春希さんって、もしかして虐げられることで悦ぶとか、そういうアレな……?」(竟然被你发现了?)
春希        「いえ、そうじゃなくて……いえ、それでもいいですよもう」

本当に、ありがとうございますって。
雪菜をワガママに、優しく、普通で、
そして強く育ててくれてって。
だって……
俺の過ちで何度も傷つけてしまった彼女を
決して折れないままで保ってくれたのは。
少しくらい折れてしまっても、
元に戻してくれたのは。
お義父さんや、このお義母さん、
そして弟君に、違いなかったから。

不对,老贼吃设定了?我记得应该中学告白的是篮球部啊,怎么这里成足球部了,还是说都有?丸户看来是完全不懂WA2啊(确信)
バスケ部のエース君からの告白。(IC篇)
……ついでに、ほら、なんだ。告白してきたサッカー部のエース君のクラスと名前と顔まで知ってる。(AS)

小木曾家族女尊男卑的现状一目了然

こんなに賑やかで、
こんなに無駄で非効率で、
こんなに慣れてなくて……
そして、こんなに夢見ていた日々を過ごすなんて。
これは、全ての負が正へと転じた、あの、夢のような結末の……
いや、夢でもない、結末でもない。       
幸せな現実の、続き。       

我第一次知道春哥的生日是四月,不过这个情报一点用都没有

你还知道你12.24犯过那么大的错啊

日本社畜名不虚传啊,都加班到凌晨是吧

可以的,雪菜版“寝かさない”

亲友团+雪菜合照,圣诞吃团圆饭是吧

雪菜は、笑ってる。       
あの頃の、悲しげで寂しげな笑顔じゃない。
無理めに感情を盛り上げた、
テンションの高い笑顔でもない。
だって、決めたから。       
あの頃のこと、悪かった探しはもうしないって。
過去の不幸を嘆くより、
これから幸せになることに全力を注ぐって。

竟然得做亲友团的参谋,活久见,十年才修成正果,这也算是奇观了

雪菜        「どうする? 業者さん来るまで寝る?朝ごはん食べる? お風呂入る?それとも、わ・た・し?」
(…………………………………………………………………………OK,OK,keep calm)

春希        「……そういえばさ、雪菜」       
「センチメンタルってのは形容詞だから、『センチメンタルがない』って使い方は間違ってるぞ」
(外来词有必要这么纠结吗)

小朋高一时做的坏事竟然被春希隐瞒了,不过现在的雪菜就算知道是小朋搞的鬼,估计也会好好“抱怨”她一番后笑着原谅她就是了
       
「これにて、小木曽雪菜の秘密は、一つもなくなってしまいました。……あなたに、全部知られてしまったから」
あの時からずっと、小木曽雪菜という女の子は、
俺にとって、友達で、アイドルで、
そして魅力的な女性で……
憧れて、結ばれたと思い込んで、裏切って、逃げて、
すれ違って、近づこうとして、またすれ違って、
愛して、迷って、愛して、揺れて、そして愛して……
そんな、長い長い歴史は、
あの言葉から始まったんだから。
(还真是错过了很多次呢)

そう、今は……?       
まだ、俺は歪なままなのかな?
それとも、正しい大人になったのかな?
今の俺に、家族という『組織』を幸せにできるのかな?
マネジメントとか、育成とか、そういうのじゃなく、
一緒に笑って、一緒に泣いて、
一緒に成長していけるのかな……
(过去的家族爱的缺失确实是春希的病灶呢)

啊啊,感觉又要抑制不住自己的情感了,真是太好了,お幸せに!