熊耳武绪 熊耳武绪

香貫花帰国後の後任（『TV』）として、特車二課に配属された文武両道に秀でた才媛。自他共厳しく律する優等生（『漫画版』では第2小隊発足後ほどなく配属されている）。自らを「学級委員」と位置づけ、後藤の右腕として第2小隊をまとめあげている。威厳を保ちながらも、ほか隊員に対して気さくに接することから野明たちからも慕われており「おタケさん」と呼ばれている。太田の暴走を抑え込める数少ない人物。レイバーの操作技術も秀でているが、香貫花のように前線に立つ機会はなかった。
　返還前夜の香港に、研修として派遣されていた過去がある。香港研修時から優秀な警察官で、あだ名は「ジャック・ナイフ」（『漫画版』）。犯罪者の顔も持つ実業家リチャード・王（後の内海）とただならぬ関係にあり、彼に裏切られ帰国したのちも、特別な感情を引きずり続けている。グリフォンを巡る一連の事件においては、その想いを利用されてしまうこともあった。
　心霊や怪談、オカルトの類が徹底的に苦手。これは幼少時にオカルト好きの父親からたびたび脅されてきた過去のトラウマによるもの。そのため「怖い」場面では度々気絶しており、山崎におぶられている（『TV』『NEW OVA』）。特車二課を離れた後、神奈川県警察交通機動隊のレイバー隊副隊長に抜擢された（CDドラマ「The Day After」）。