ヨハネス・フォン・シックザール 约翰内斯·冯·希克扎尔

  • 简体中文名: 约翰内斯·冯·希克扎尔
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    フェンリル極東支部長。以前はアラガミ研究家であり、妻のアイーシャ、友人のペイラーと共にアラガミへの対抗策を探っていた。事態を冷静に判断し、十分に思案したうえで行動する慎重派。しかし、アラガミの脅威に対しては性急な判断が多く、過去にアイーシャとマーナガルム計画を推進し、結果として大惨事を引き起こしてしまった。ソーマの実父だが、親子関係は険悪。研究者としては特に建設関係の仕事が多く、また、フェンリルの建設常務に関してはほぼすべてのプロジェクトに関わっている。
    表向きはエイジス計画の最高責任者として活動しているが、裏では超巨大アラガミ「ノヴァ」をエイジス島で育成、地球そのものを捕喰させる「終末捕喰」を人為的に引き起こし、ゴッドイーターやその親族などの選ばれた者だけを宇宙に避難させる「アーク計画」を実行しようとしていた。人間の存在に失望していると悲観的になる一方で、優れた人間は生き長らえるべきだという考えから発案されたものであるが、ペイラーからはペシミストだと評されている。
    リンドウに「特務」という形で強力なアラガミを討伐させていたのも、その時に回収したコアをノヴァの培養とするためだった。後にそのことに気付き始め、フェンリル本部から内偵を指示されたリンドウを、アリサを利用して暗殺を試みる。リンドウ亡き後は捜索を打ち切らせ、替わりに主人公を第一部隊リーダーに任命し、特務を引き継がせることで飼い犬にしようとした。物語終盤でアーク計画はサクヤとアリサに露呈するが、すでに機は熟したと判断してアーク計画を大々的に公表し、極東支部内の人心掌握を進める。
    だが、特異点であるシオを強引に連れ去ったことで彼女を保護していたペイラーおよび第一部隊との対立が決定的となり、彼らに反旗を翻される。エイジス島に乗り込んできた第一部隊の面々と相対し、ノヴァのオラクル細胞を使用して製作された人造アラガミ「アルダノーヴァ」と一体化して戦うが敗れ、瀕死の状態となる。死に際に「世界にこれほどの犠牲を強いた私が次の世界を見る権利はない」と、宇宙船に自身の席は用意していないことを語り、対立していたソーマ達に宇宙船への搭乗を促して息絶えた。事件後、アーク計画は秘匿されたため、世間一般には彼の死因は「ノヴァ出現とエイジス崩壊に巻き込まれたもの」と伝えられている。
    なお、その後のミッションでもアルダノーヴァは幾度と無く復活を遂げるが、ヨハネスの意識が残っているのかは不明である。
    デザイン初期段階は、髭を蓄え、表情が厳しく、軍人としての面が強かった。

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