ニムバス・シュターゼン 尼姆巴斯·修塔森

  • 简体中文名: 尼姆巴斯·修塔森
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    ジオン公国軍のモビルスーツパイロットで、階級は大尉。イフリート改、ブルーディスティニー2号機に搭乗した。機体のパーソナルカラーは両肩が赤。最終階級は大尉とされているが、上官殺害によって降格させられた階級であるため、降格前の階級は不明とされている。漫画版では少佐。
    ジオンの騎士を自称。好戦的で冷酷、プライドが高く他人を見下す事が多く、連邦の兵士を雑兵と称する。欠点の目立つ剣呑な人物ではあるが、反面その卓越した技量や、苛烈なまでに潔い性格から彼を崇拝する部下や兵士も多かったという[11]。撤退命令を出した上官を殺害してしまい、EXAMシステムを研究していたクルスト博士の下へ左遷。その後、ジオンを裏切り連邦に亡命したクルストの抹殺を目的として地球に降下し、実験段階だったEXAMシステムを搭載したイフリート改でユウ・カジマとたびたび交戦する。ユウのブルーディスティニー1号機と相討ちになる形で愛機を失った後は、連邦に亡命していたクルスト博士を殺害、ブルーディスティニー2号機を奪取して宇宙に上がる。最後はサイド5宙域においてユウのブルーディスティニー3号機と交戦するも敗れ、3号機を巻き添えにしつつ戦死した。
    原作ではあくまでEXAM搭載機であるブルーディスティニーに執着し、マリオンという名前は出していないが、他のメディアではマリオンに執心している描写が多々ある。
    本編では「ジオンの騎士」を自称しながら敵味方関係なくその手にかける「狂犬」のような人物に描かれたが、『機動戦士ガンダム サイドストーリーズ』では、ニムバスの側から見たストーリーが収録される。テストパイロットとしてNTマリオンにシミュレーターで散々苦杯を舐めさせられていたが彼女を憎むことはなく、EXAM完成の際にマリオンが昏睡に陥るや彼女を密かにサイド6の病院に運び込んで保護していたことが明かされた。そうした自身のプライドを犠牲にしてでも祖国の勝利を希求するニムバスに対するクルストの評価は「ジオンの方がマシなパイロットがいる」という不当に低い扱いだった。また、クルストを追い詰めて殺害した理由も、祖国ジオンへの裏切りと、マリオンに対する実験動物的な扱いに対する義憤、クルストの自己中心的で病的な人間性に対する制裁など、彼の騎士道精神と人間味が深く掘り下げられるストーリーとなっている。だが、結局のところユウとの戦いに勝つことに固執する余り視野狭窄になり、結果自身も「EXAMの亡者」となってしまったことから、マリオンの「救い」により安らかな戦死を遂げる。なお、ニムバス編は常に1機で戦うことになるため難易度が若干高い。
    なお本ゲーム中での彼の独特な戦闘スタイルは『SDガンダム GGENERATION ADVANCE』のプロフィールモードに「場外に逃亡して相手のリングアウト負けを狙う、姑息な戦いぶりが印象的」と書かれてしまうほどであった。

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