恋がヘタでも生きてます

ep.3 キスの一歩前、スキの一歩先

时长: / 首播:2017-04-20
 佳介(田中圭)にキスされた美沙(高梨臨)。「君とちゃんと付き合いたい」「無理よ。どうしても付き合いたいって言うなら会社をやめてください」美沙は条件を突き付けて去っていく。
千尋(土村芳)は司(淵上泰史)から「男を腑抜けにするセックスを教えてやる」と言われた。動揺する千尋。「…なんてな」帰ろうとする司に「…よろしくお願いします」と伝える千尋。
翌朝、美沙が出社すると、社長室では佳介が段ボール箱に資料を詰め込んでいた。《え!?やめるの?嘘でしょ?》社員たちからも信頼を得始めていた佳介がやめてしまったら自分のせいだ、と少し心配になる美沙。その直後、美沙は日下部会長(寺脇康文)から呼び出される。「…いかがされましたか?」「雄島君が大事な話があるって言うから」本当にやめるのでは、とドキドキする美沙。そこへ佳介がやってきて、おもむろにポケットから何かを取り出す佳介。《じ、辞表!?》驚く美沙。しかし、佳介が取り出したのは週刊誌の記事だった。そこには、美沙が開発したゲーム「リアルラブ」の人気声優のスキャンダルが書かれていた。声優を交代させるべきだと主張する佳介。しかし、美沙は声優を代えたらファンが離れてしまうと言う。意見の食い違いでモメる2人。日下部は判断を佳介に委ねるという。「好きなようにしてください」憮然と部屋を出て行く美沙。
受付の仕事をしている千尋。「最近してないんですね、婚約指輪」と彼氏の浮気相手である理佳子(内田理央)に言われる。「私のせいで別れたりしませんよね?」「そんな簡単なことじゃないから」笑顔で接客し始める千尋を冷めた目で見つめる理佳子。その夜、千尋は仁(長田成哉)から「会いたい」と言われ食事をすることに。結婚式場のパンフレットを見せてくる仁。千尋は覚悟を決めて言う。「結婚を考え直したいの」「まだ怒ってるのか。理佳子とのことは本当に悪かった。もう会ってないから」「ごめんなさい!」と席を立ち、去っていく千尋。
実は、司から「一度彼氏を突き放してみろ。彼氏の自信を壊せ」というアドバイスを受けていたのだ。実践した千尋は司に電話し、結果を報告。そして、「週末付き合ってほしい所がある」とお願いした。
美沙は佳介から「和久井遙香(野波麻帆)が主宰するパーティーに同行して欲しい」と頼まれ、渋々ついて行くことに。帰宅した美沙はどんな服装で行けばいいか悩んだ挙句、千尋の服を借りる。さらには、万が一のためにと千尋から可愛い下着をプレゼントされる美沙。
翌朝、パーティー会場へと佳介の車で向かう美沙。「こういう時間っていいよね」と佳介はさらりと言ってくる。美沙は狭い空間に2人でいることが耐えられないでいた。パーティー会場に着くと、そこは豪華な別荘。美沙はセレブな雰囲気に気後れしてしまう。さらに、佳介と遙香が目配せしながら楽しそうに談笑しているのを意識して見る美沙。そして、遙香から「佳介のこと本気じゃないなら、やめておいてほしいの。彼は簡単じゃないから」と言われる。その後も一人ぼっちの美沙。気づくと遙香と佳介の姿がなく、2人の関係を疑ってしまう。「…私には関係ない…仕事なんだから」と自分に言い聞かせるが、別荘の離れに入る佳介と遙香を追いかける。
その頃、美沙にランチとコンサートの約束をすっぽかされた真吾(小関裕太)は、予約していたレストランに奈々(今野杏南)を誘っていた。真吾から誘われて嬉しそうにしている奈々。
一方、宝飾店に来ていた千尋と司。新しい婚約指輪を買いたいという千尋のお願いに、司が付き合ってあげていた。“恋人のふり”をして接してくれる司に指輪をはめられ、思わずドキっとする千尋。買い物を終えた千尋は、お礼にと司に香水をプレゼントする。さらに、司に「なぜ彼女を作らないのか」思い切って聞いてみると「セフレがいれば体だけの関係で十分」と言われ、衝撃を受ける。千尋が帰宅すると、家の前で仁が待っていた。仁は千尋に、【千尋と司が宝飾店にいる2ショット写真】を見せてきた。理佳子が盗み撮りをして送ってきたという。浮気を疑われるのかと思いきや、再びプロポーズしてきた仁。しかし千尋は、答えることができなかった…
佳介の後を追ってきた美沙。しかし、突然鳴った携帯に驚き、物音を立てて転んでしまう。佳介と遙香が驚いた表情で美沙を見ている。実は離れの中で大手ゲーム会社の会長と仕事の話をしていた2人。密会していると思い込み尾行していた自分が恥ずかしくなった美沙。部屋を飛び出してしまう。追いかけてきた佳介に苛立ちをぶつける美沙。「あなたが会社辞めちゃうんじゃないかってハラハラして…そんなわけないのにバカみたいで…サイテーで面倒な女で…相手に条件突きつけなきゃ恋できない臆病者で…でもそれがあたしなの!」すると佳介は「言っただろ…仕事も恋も、僕は欲しいものを全て手に入れる。だから君が欲しいんだ」美沙の泣き顔を自分の胸に埋める佳介。「君は僕に勝とうしてたんだね…だったらもう勝負はついてるよ…先に恋した僕の負けだ…今度は君が負けてくれないか…負ける快感を味わってほしい」
一方、千尋は司を呼び出し、泣きながら訊ねる。「体の関係って、そんなに大事ですか?」すると、司は「なら、試してみるか」と千尋を引き寄せ、優しく唇を奪う。
「着いたよ、行こう」佳介の車が止まったのは旅館。《ここって…》まさかのお泊りに驚く美沙。

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#1 - 2017-4-20 23:52