恋がヘタでも生きてます

ep.12 恋がヘタでも生きていく

时长: / 首播:2017-06-22
「部下をつれてバスキアを出ます」と佳介(田中圭)に伝え、家の合鍵を返した美沙(高梨臨)。お互いのことを思い浮かべながら日々を過ごす2人。すると、ある日バスキア買収の話がなくなった、と日下部(寺脇康文)から報告を受ける。喜ぶバスキアメンバーたち。しかし、佳介は今回の責任を取って会社を辞めることに。驚く美沙は社長室へ向かう。「あたしが買収をやめてほしいと言ったから?」と尋ねる美沙。しかし、佳介は「僕自身が考えて決めたことだ。これからもいい仕事を期待してる」と美沙への思いを伝え、立ち去っていく。
 帰宅した美沙は千尋(土村芳)から同居を解消して1人暮らしがしたい、と言われる。突然のことに戸惑う美沙。自立して自分のしたいことがしたい、という千尋に美沙は「みんなあたしから離れていくわけ?」と思いを打ち明ける。佳介も会社を離れ、司(淵上泰史)もまた大手ゲーム会社に引き抜かれようとしていた。そんな美沙に「どうして雄島さんに会いに行かないの?」と聞く千尋。しかし、美沙は「あたしが彼を追いつめて絶対に失敗できない仕事をぶち壊したの。あたしは彼より仕事を取ったんだよ…」と答える。
 みんなの前で最後の挨拶を終え、会社を出ていく佳介。美沙が追いかけてくる。何か言おうとする美沙。しかし、佳介が「僕がいなくても君は大丈夫だよ。ありがとう、楽しかった」とだけ言って去って行ってしまう。社長を引き継ぐことになり、荷物の整理をしている美沙。そこへ司がやってくる。「結局あんたは千尋から逃げてるんじゃない」「お前が言うな。自分だって雄島さんから逃げてんじゃねーか」とお互い言い合う2人。司は引き抜きの話が正式に決まったことを伝えて出て行ってしまう。その後、社長室の引き出しから佳介が社長に就任したときの集合写真と遊園地の半券を見つける美沙。佳介との思い出を振り返り、美沙は涙を流す。そんな美沙の姿を部屋の外で見つめている真吾(小関裕太)。  ゴブリンと散歩している佳介。そこへ真吾から電話が。公園に真吾がやってきて、ベンチで話をする2人。「茅ヶ崎さんを支えてもらえませんか。茅ヶ崎さんの本心は雄島さんが一番わかっていると思います」と真吾が伝える。しかし、佳介は「話はそれだけ?」と答えるだけだった。
 前島(金剛地武志)に「ちひろちゃん、今日お店最後だって」と誘われ、渋々お店に行く司。酔いつぶれた前島を挟んで、千尋と司が久しぶりに話をしている。「…あたし、元気にやってます。大丈夫ですから」と司に言う千尋。  千尋は帰宅して、お店に司が来ていたことを美沙に伝える。「千尋こそ連絡してみたらいいじゃない。まだ好きなんでしょ」と言う美沙。しかし、千尋は「あたしは正式にフラれたんだよ。もう関係は終わったんだよ」と笑顔で答える。  千尋は、お店の近くで理佳子(内田理央)に偶然出会う。「橋本さんとは進展してます?」と聞かれ、言葉を濁す千尋。「まだ何も行動してないんですか?あたしが諦めてあげたのに何やってるんですか」と理佳子に言われてしまう。 司をランチに誘う美沙。洋食屋へ入るとテーブルには千尋の姿が。驚く千尋と司。「2人でじっくり話せば?あたしは仕事があるから帰る」と美沙は店を出ていく。2人きりになり、少し気まずい雰囲気に。「あたし、橋本さんのおかげで人生変わったんです」と今までの感謝を伝える千尋。司は何も答えずに、ただ聞いているだけ…千尋の思いを聞いた司は、果たしてどんな行動をとるのか…いびつな恋を続けてきた2人には、意外な結末が待ち受けていた―。 社長室にいる美沙のもとへやってきた日下部。そこで、美沙は日下部から、買収話に関する思いもよらぬ事実を聞かされる。知らされていなかった真相に驚く美沙。
 遙香(野波麻帆)と会っている佳介。「あなたはこれからどうするの。美沙さんのこと後悔だけはしないようにね」と遙香に言われる。思いつめた表情の佳介。
 「あたしは彼に何も返せてない。追いつめただけだよ」と落ち込む美沙を励ます千尋。「…あたし恋している間、つらいこともいっぱいあったけど、すごく楽しかったの。美沙はそうじゃなかった?」という言葉に、美沙は佳介との思い出を改めて振り返る。部屋で1人になってからも佳介とのことを考えている美沙。いつものように妄想しそうになっていたが、「…妄想はやめる」と自分に言い聞かせる…いったいどんな決断を美沙は最後に下すのか―。

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#1 - 2017-6-24 00:52