ブラックリベンジ

ep.8 ゲス編集長と最終対決

时长: / 首播:2017-11-23
将来有望な政治家だった寺田圭吾(高橋光臣)は「週刊星流」にスキャンダル記事をスクープされ、それを苦に自殺。5年後、そのスキャンダルがねつ造だった事を知った妻の今宮沙織(木村多江)は「週刊星流」の契約ライターになり、ねつ造した塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)のスキャンダルを暴いて地獄の底に叩き落す。沙織は5年前の黒幕の星流編集長、福島勲(佐藤二朗)にも復讐しようとするが、逆に福島は沙織の妹の綾子(中村映里子)が圭吾の愛人だったという記事、悠斗(佐藤令旺)が綾子と圭吾との間にできた子供という記事を立て続けに星流に掲載。沙織に追い打ちをかける。
沙織は高槻裕也(堀井新太)が城田純一(DAIGO)を殺害した事を知り、警察から逃げる高槻に会いに行く。5年前、高槻は圭吾と綾子の関係を知り、圭吾を見放した事を告白。高槻は沙織の事は最後まで守り抜くと伝え、好きな事を打ち明ける。生きる意味を再び見失った沙織だったが、糸賀朱里(鈴木砂羽)はねつ造がなければ何も起こらなかったと福島への復讐を促す。そんな中、福島は病院に入院する綾子と悠斗に直撃。沙織は「これ以上、私の周りの人間を巻き込む様だったら、あなたを殺します」と福島を睨みつけて警告する。
 病院に入院する綾子は悠斗と散歩に行こうとするが、病院の入口で張り込む星流の田之上(大内田悠平)、武藤(島丈明)に気付き、避けるように屋上へ行く。綾子は柵のギリギリから下を見下ろし、「ママ、もうどうでもよくなっちゃった」とつぶやく。地面を見据えた綾子は足が震え、呼吸が乱れ始める。「飛び降りるつもりなの?」声をかけてきたのは沙織だった。「それで私が喜ぶとでも思った?」「お姉ちゃんも私がいなくなった方がいいでしょ?」綾子を許せないと怒りが収まらない沙織だったが、最後は「でも、大丈夫よ。あと少しで全て終わる。綾子は今まで通り、悠斗と仲良く2人で暮らせるようになるから」とやさしい言葉をかける。
 星流の編集部員、芦原咲良(岡野真也)は元デスクの天満龍二(平山浩行)に会い、沙織の事を相談する。天満は「今宮の復讐にこれ以上、首を突っ込む必要はない」と芦原を諭し、自分も沙織の件から手を引くと伝える。だが、芦原は「嫌です。編集長がねつ造した証拠を見つけて暴いてやりますから!」と言って去っていく。芦原は編集部員のまこと(石田たくみ)、雄大(竹内まなぶ)との何気ない会話から福島が過去に調べた資料や写真を借りているトランクルームに保管している事を知り、トランクルームに荷物を運んだ事があるという雄大から場所を聞き出す。
 高槻は警察から逃げて廃屋に身を潜めていた。高槻はノートPCで朱里の写真を画像検索にかけ、朱里に関する新事実を突き止める。沙織はクリニックを訪ね、福島の息の根を止めると朱里に決意を伝える。失うものも甘えもない今の沙織は復讐を確実に遂行するつもりだった。「ここに来るのも、もしかしたらこれが最後になるかもしれません」「いいえ、それは許さない。全てが終わったら、もう一度ここに来なさい。あなたに新しい生きがいを与えてあげるから」朱里は全て終わった時、話したい事があると沙織を説得する。
 芦原は福島が借りているトランクルームを突き止め、コンテナの鍵を回してシャッターを上げる。芦原がねつ造の証拠を探そうとした時、背後から福島が現れる。福島は沙織を警戒し、デスクに監視カメラを仕掛けていたのだ。監視カメラには芦原が鍵を持ち出す姿が映っていたという。芦原は沙織の指示ではなく、自分の意思で探った事を明かし、福島は「残念だよ。お前もクビだ」と言い放つ。芦原は「喜んで辞めさせて頂きます!」と捨て台詞を吐いて去っていく。沙織は圭吾の墓前に立ち、「全て終わったら君もおいで・・・。先に行って、待ってるから」という圭吾の言葉を思い出す。沙織は鞄から取り出したナイフを眺め、天満はその様子を遠くからカメラで撮影。その写真を添付したメールの送り先は福島だった。
 福島は星流の編集部員たちと雑誌スクープ大賞の授賞式に出席する。本当は沙織が書いた記事が評価されたものだが、福島は自分の手柄のようにスピーチを行う。授賞式後、上機嫌の福島は皆と祝勝会をやる事に。福島は外で待つように伝え、控室に荷物を取りに行く。そこに沙織が現れる。沙織は福島と2人きりになるチャンスを窺っていたのだ。「よくあそこまで平然とウソを語れるものですね」沙織はきれい事ばかりの福島のスピーチ内容に辟易していた。「さすがの今宮も今回は何もできなかったようだね。大衆の面前で赤っ恥をかかせるのが君のやり方だ」福島は授賞式を何事もなく無事に終えて安堵していた。ここ数日、用心深く行動し、沙織にもずっと見張りを付けていた福島。沙織が復讐の機会を狙うとしたら、この授賞式だと考えていた。福島は圭吾の記事の最終章として、モザイクなしの顔写真付きで沙織のコメントを星流に掲載する事に決めたと言って嘲笑う。
「許さない。私から全てを奪ったあんたの全てを私が奪ってやる」「へぇ、どうやって奪うの?今の君に何ができるって言うんだい?」「あなたを殺します」沙織は福島を睨みつけた後、ポケットからナイフを取り出し、福島はその迫力に圧倒される。福島は慌てふためきながら謝罪の言葉を口にするが、沙織は「今更、そんな言葉はいらない」と聞く耳を持たない。「早まるな!俺を殺したら、お前は刑務所行きだぞ!」「構わない。これでやっと終われるの・・・。大人しく死んで!」沙織はナイフを構え、怯える福島に向かって襲い掛かる・・・。

吐槽箱 1

#1 - 2017-11-24 10:16
(君と目指す彼方へ)
番組内容

一度は失敗したが、ねつ造の黒幕である福島への復讐を再び誓う沙織。一方で、逃亡中の高槻は、謎のカウンセラー朱里の秘密に迫っていく…誰も信じられなくなる新展開へ!

詳細

沙織(木村多江)は生きる意味を再び見失うが、朱里(鈴木砂羽)に促され、福島(佐藤二朗)への復讐を再度誓う。警察から逃走中の高槻(堀井新太)は廃屋に身を潜めながら朱里の事を調べ、新事実を突き止める。芦原(岡野真也)は独自に動き、5年前のねつ造の証拠を探すが失敗に終わる。福島は雑誌スクープ大賞の授賞式に出席。授賞式後、沙織は2人きりになるチャンスを狙い、福島をナイフで刺し殺して復讐するつもりだった…

キャスト
出演者ほか

今宮沙織…木村多江

福島勲…佐藤二朗
天満龍二…平山浩行
高槻裕也…堀井新太
芦原咲良…岡野真也
田村雄大…竹内まなぶ(カミナリ)
岡島まこと…石田たくみ(カミナリ)
寺田圭吾…高橋光臣

糸賀朱里…鈴木砂羽

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

制作

【脚本】

佐藤友治

【演出】

松永洋一

【音楽】

大間々昂

【主題歌】

「闇に咲く花~The Catastrophe~」SING LIKE TALKING feat.サラ・オレイン(UNIVERSAL J)