ブラックリベンジ

ep.10 暴かれる復讐の真相!

时长: / 首播:2017-12-07
 将来有望な政治家だった寺田圭吾(高橋光臣)は「週刊星流」にスキャンダル記事をスクープされ、それを苦に自殺。5年後、そのスキャンダルがねつ造だった事を知った妻の今宮沙織(木村多江)は「週刊星流」の契約ライターになり、ねつ造した塚本修二郎(神尾佑)、愛原サユミ(芹那)、南條夕子(横山めぐみ)のスキャンダルを暴いて復讐する。沙織は黒幕の星流編集長、福島勲(佐藤二朗)も罠にはめ、福島が5年前のねつ造を自白する隠し撮り映像をニュース番組で公開。福島を星流もろとも地獄の底に叩き落す。
この後、沙織は福島に廃ビルの屋上に呼び出され、5年前に圭吾を陥れた記事ねつ造の真実を教えられる。ねつ造した情報を提供したのは糸賀朱里(鈴木砂羽)だった。沙織は最も信頼していた朱里が圭吾を陥れた主犯格と知って愕然となる。沙織は朱里に話を聞くためにクリニックを訪れ、絶命した妹の綾子(中村映里子)を発見する。綾子は手に「私の事、思い出した?思い出せなかったら、悠斗(佐藤令旺)君を殺します、25年前、あなたがそうしたように」という朱里からのメッセージカードを持たされていた。
 沙織はノートPCで25年前の恵蘭女子中学校の事を検索し、校舎の屋上から転落死した北里玲奈の記事を見つける。逮捕された高槻裕也(堀井新太)は刑事の鶴川謙三(宇野祥平)と並木猛(加治将樹)から取り調べを受けていた。朱里の正体、目的に気付いた高槻は沙織の身が危険と考え、鶴川たちに朱里を捕まえてほしいと訴えるが、取り合ってもらえない。沙織は廃校になった恵蘭女子中学校を訪れ、25年前の記憶が蘇ってくる。25年前、石山美幸(桜田ひより)は校舎前に生徒の輪ができている事に気付く。輪の中央には屋上から飛び降りた玲奈が横たわり、入山灯里は玲奈の体に突っ伏して泣き叫んでいた・・・。
沙織は校内を歩き、当時の事を徐々に思い出していく。そして、沙織は25年前に見つめ合ってキスする灯里と玲奈を偶然見かけた教室にやってくる。灯里が座っていた場所で沙織を待っていたのは朱里だった。「あの時、この教室にいたのは朱里さんだったの?」「正解」「どうして私を・・・!どうして綾子を!?
説明して下さい!」「私の大切な人を奪ったからよ。玲奈はあなたが殺した」2人が愛し合っている事を友達たちに言いふらしたのは美幸だった。噂はすぐに広まり、灯里と玲奈は好奇の目にさらされるようになったのだ。
しばらくすると学校に来なくなった玲奈。朱里は自分たちが心に深い傷を負った事を明かし、「あの時から幸せだった日々が地獄に変わった!」と怒りを露にする。それから間もなくして玲奈は屋上から飛び降りて自殺したのだ。朱里は「私は絶対に許さない・・・。その時に決めたの」と沙織への復讐を誓った事を明かす。沙織に自分たちが味わったのと同じ苦しみを与えて地獄の底に叩き落すため、沙織に本当に大切な最愛の人が現れるのをずっと待ち続けていた朱里。沙織が結婚したと知り、ついに復讐を決行したという。
 この後、朱里はどうやって圭吾が地獄へ転げ落ちていったかを沙織に教える。5年前、まず朱里は偶然を装って綾子に接触。朱里は綾子が心に姉への強い嫉妬と圭吾への忘れられない想いを抱えている事に気付く。次は、傾きかけた「週刊星流」に目を付け、ねつ造書類を送った朱里。ねつ造したスキャンダルが報じられると、綾子から圭吾を助けてほしいと連絡があったという。朱里は圭吾を患者として迎え入れてカウンセリング。朱里は「全て私が仕組んでいるのに、何も知らずに悩みを吐露する姿を見るたびに、笑いを堪えるのに必死だった・・・。私はゆっくり寺田圭吾の心を塗りつぶしていった」と当時の事を述懐する。
 だが、まだ怒りは収まらず、福島を脅してもう一度ねつ造記事を書かせた朱里。普通の状態ではなくなった圭吾を支えてあげるように綾子にアドバイスしたのも朱里だった。不倫した罪悪感、マスコミからの容赦ない追い込み、連日報じられるニュース・・・。圭吾の心はすでに限界に達していた。「死なせて下さい」「後悔はないのね」「はい」「死は終わりなんかじゃない。新しい再生・・・何も怖くない・・・。2人はきっと再会できるわ。その時には全てのわだかまりが消えている」朱里は死を覚悟した圭吾を引き留めずに背中を押したのだ。朱里は圭吾に遺言映像を残すように助言もしていた。
 圭吾は自殺し、朱里の狙い通り、沙織は地獄の底に堕ちていく。朱里は復讐を終えて心が満たされると思っていたが、知らない内に復讐の闇に蝕まれていた。その後、苦しみ続けた朱里は、ふと沙織の事が気になり、施設に様子を見に行ったという。「私にはお前の姿が幸せそうに見えた・・・。私は今も地獄のような苦しみに耐え続けているのに、お前はもう地獄から抜け出していた。許せなかった・・・」朱里は自分が苛まれている「復讐する苦しみ」を沙織にも与えたいと思い、その瞬間から再び生きる事に喜びを感じられたという。
朱里はすぐに圭吾の遺言映像を施設に送付。真相を知った沙織は朱里の狙い通り、3人に復讐するために戻ってきたのだ。綾子が信頼する朱里の元に沙織を連れてくるのも想定の範囲内だったという。朱里が誘導するままに星流に入り、復讐を続けた沙織。今、沙織は朱里と同じように「復讐する苦しみ」を味わっていた。朱里は「お前に復讐させる事が私の復讐だったんだよ!」と言って勝ち誇る。沙織は「あなたは私が生み出してしまった復讐の亡霊・・・。でも安心して。私が終わらせてあげる」と言って朱里に近づいていく。沙織は復讐の連鎖を断ち切るため、朱里と決着をつけようとしていた・・・。

吐槽箱 1

#1 - 2017-12-8 09:57
(君と目指す彼方へ)
番組内容

なぜ夫は死ななければならなかったのか?なぜ福島は記事をねつ造したのか?なぜ沙織は復讐しなければならなかったのか?全ての真相が明らかになる衝撃の最終話!!!!!!

詳細

沙織(木村多江)は5年前にねつ造の情報を提供したのが朱里(鈴木砂羽)だった事を知る。沙織は朱里が圭吾(高橋光臣)を陥れた理由には25年前に校舎の屋上から転落死した北里玲奈が関係していると考え、廃校になった恵蘭女子中学校を訪れる。沙織は当時の事を思い出し、25年前に玲奈を見かけた教室にやってくると、そこで待っていたのは朱里だった。沙織は25年前の玲奈の転落死の真相を知る事に…そして、衝撃の結末へ!

キャスト
出演者ほか

今宮沙織…木村多江

福島勲…佐藤二朗
天満龍二…平山浩行
高槻裕也…堀井新太
芦原咲良…岡野真也
石山綾子…中村映里子
田村雄大…竹内まなぶ(カミナリ)
岡島まこと…石田たくみ(カミナリ)
寺田圭吾…高橋光臣

糸賀朱里…鈴木砂羽

【第10話ゲスト】
石山美幸…桜田ひより

スタッフ
監督・演出

原作・脚本

音楽

制作

【脚本】
佐藤友治
【演出】
茂山佳則
【音楽】
大間々昂
【主題歌】
「闇に咲く花~The Catastrophe~」SING LIKE TALKING feat.サラ・オレイン(UNIVERSAL J)