虹色のトロツキー 漫画系列

  • 中文名: 虹色的托洛茨基
  • 册数: 8
  • 作者: 安彦良和
  • 出版社: 中央公論新社
  • 别名: 危城驚夢
  • 连载杂志: 月刊コミックトム
  • 开始: 1990年11月号
  • 结束: 1996年11月号

谁读这个系列?

/ 30人想读 / 7人读过 / 1人在读 / 1人抛弃
昭和初期、幼い頃トロツキーに似た何者かに家族を虐殺され、自身も記憶を失った日蒙混血の青年ウムボルトが建国大学(建大)に編入してくるところから話が始まる。ウムボルトは周囲とぶつかったりもしながら学生生活を送りながら、自らの失った記憶と混血故に曖昧なアイデンティティを求めていた。ウムボルトの後見者でもある関東軍の石原完爾や合気道師範の植芝盛平らによってウムボルトの亡き父が陸軍の謀略と関わっており、それが記憶を失う原因につながっているらしいことを掴むが、はっきりしたことは分からずじまいだった。そして石原が本国に更迭されたことで、ウムボルトの後見は石原の部下であり信奉者でもある野心家辻政信に一任される。もともと石原自身がウムボルトの記憶を利用しようとしていた(そしてウムボルトの父親の謀略を進めようとしていた)とはいえ、石原は謀略の犠牲となったウムボルトへの贖罪の意図もあって建大に編入させていたようだが、辻はもはやウムボルトを謀略のための手駒としてしか見ていなかった。辻は露骨にウムボルトを利用しようとするが、警備の隙をついたソ連のスパイによってウムボルトは拉致されてしまう。
ハバロフスクに送られそうになったウムボルトだったが、かつてウムボルトを抗日運動に誘った孫逸文ことジャムツら抗日戦線のメンバーによって救出されることになる。抗日戦線の宋丁良らの密告によってウムボルトの生存を確認した辻も、かつて抗日運動をしていた時に一度ウムボルトを逮捕したことのある奉天特務機関の楠部に指示を出しウムボルト確保に乗り出した。混乱の中ジャムツとはぐれたウムボルトは、さらに直接対決の末に楠部を殺害してしまうことになる。これにより表社会に戻れなくなったウムボルトであったが、堂々と日本人と戦い勝利する彼を見た宋丁良は心服し、自分たちの頭目にウムボルトを迎え、謝文東を頼るべく進言した。謝文東のもとでは中国人や朝鮮人らとともに馬賊として、建国大学で学習した知識や技術によって活躍するが、同時に宋を失うことにもなる。宋の死後は宋部隊を名実ともに引き継ぎ、その実績によって謝文東からも篤く信頼を置かれた。しかし、馬賊は日本軍の工作により既に壊滅は時間の問題であった。
そんな中、ウムボルトは馬賊が露営する雪山の中で、かつての師匠・植芝に伴われた安江仙弘大佐と面会することになった。ウムボルトは父のかつての同僚でもあり、関東軍大連特務機関長にしてユダヤ通である安江に「トロツキー計画」と呼ばれる謀略の阻止と辻政信参謀の暴走を止めるため協力するように要請される。ここで、ウムボルトは初めて自分の父が関わっていた謀略「トロツキー計画」について部分的に知ることになり、なぜ母が(トロツキーに似た人物に)殺されたのか、彼は何者だったのかを知るために、安江に従うことにした。安江のもう一つの目的は石原同様に謀略の犠牲になった同僚の息子を保護することにあり、そのため、ウムボルトは満州国軍に少尉として任官し満州国の士官学校である興安軍官学校に赴任することになった。軍官学校では初めて同僚として赴任する日本人とも交流を深め、モンゴル人の生徒と相対する中で自らのアイデンティティへの認識を深めていく。さらに、校長代理であり幼少期に親しくしていたウルジン将軍と再会して、ここでもまた「トロツキー計画」について聞かされることになる。その後、ウムボルトも協力した上海での安江大佐の「トロツキー計画」妨害工作は失敗してしまった。ウムボルトはこのあたりで「トロツキー計画」と自分の家族に起きた事件の全貌をほぼ掴んだのだが、事件の真犯人が分からない。そのことは安江も気づいており、これ以上ウムボルトを工作活動や「トロツキー計画」と関わらせていては(ウムボルトにとって)危険との犬塚惟重大佐(安江とともにユダヤ人工作をしていた)の判断により、ウムボルトは再び興安へと戻されたのであった。
その頃、ソ連軍が国境を越えノモンハンに進軍を始めてきていた。功名心にかられた辻は同僚の服部卓四郎らとともに内地の陸軍省ばかりか関東軍司令部までも欺き独断で大規模戦闘を開始すべく次々と作戦立案をし実行していく。そして、ついにノモンハンでの軍事衝突が発生するのである。
ノモンハン事件勃発直前、ウムボルトは蒙古少年隊へ派遣されていた。そして少年隊付きのままノモンハンにかり出されることになる。ノモンハンでは少年隊と軍官学校生徒隊というもっとも練度・経験ともに低い部隊が最前線に配置され、ほぼ捨て駒の状態に置かれてしまうが、戦場という極限状態での共同生活、恩師辻権作少将との再会や花谷大佐ら関東軍司令部と野田又雄少佐ら末端司令官の対立を目の当たりにして、ウムボルトは民族的なこだわりすら超越した認識を持つようになっていく。結局、壊滅的な損害を出した少年隊・生徒隊であったが、野田らの立案・ウムボルトの実行による満州国軍正規部隊との連絡と、正規部隊を率いるウルジンの進言によってようやく配置転換と補給が発令された。このときウムボルトは関東軍司令部を訪問することになり、ついに自らの失われた記憶に関する事件の真相を知ることになる。が、これによって危険視されたのか、少年隊や生徒隊の後方送致後もウムボルトだけは連絡役として前線に残されてしまった。そしてこれが、ウムボルトの運命を決定してしまったのであった。
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    龙文章 @ 2023-11-3 22:57

    有点意思的作品,每个人都是历史的产物,并且再生产着历史(尽管这种再生产的形式是暧昧的)。归根结底,每个人都要在暧昧中实现或背叛自己的信念。

    美宝 @ 2023-6-16 19:04

    据说这是个成分怪异的漫画 很好 我要读你。

    戦闘妖精ミハエル @ 2022-10-14 00:41

    搜0083的时候在一个知乎谈高桥良辅和今西隆治的回答下面看到了这个“真右翼创作的”怪东西. 总之先标记一下, 有缘就看看.

    八贰九 @ 2021-12-22 07:29

    曾经想象过穿越到二战日本的间谍小说,也许这本就是我所想要的一本吧

    NUTSHELL @ 2021-10-24 08:46

    这个故事实际上还是一个老生常谈的“我是谁?”的故事:生于殖民地的混血青年在追寻自己生父的经历之中逐渐建立自己的民族认同,在对自己身份的摇摆不定之中周旋于各方势力,以一个人来代表弱小民族在波云诡谲的东北亚历史进程当中的悲剧性命运 || 安彦这个视角实际上出奇别扭:早年的学运经历导致其对共产党失望,同时骨子里的赤色元素又使其对日本右翼极端不齿,他实际上也是虹色的

    离群客 @ 2014-4-4 11:40

    主角的选择很有趣,日蒙混血的赤化青年,也只有这么一个身份才能将当时在东北活跃的中日苏满蒙各势力贯穿起来,借此营造出的历史洪流感相当出色。不过选择这个人物作为主角,恐怕作者也希望能够借他较为疏离的立场来重新审视这段亚洲的近代史吧,是否成功见仁见智,至少作者对日人的描写是相当出色的,比如辻政信。而作者告发悲剧与不正义的目的也算达到了。单就故事而言,后半段确实精彩,尤其是第6、7本,结局多少有些意犹未尽

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