暑中見舞

2009.8.15
Arrange from 上海アリス幻樂団 東方シリーズ
Arrange by ししまい三号(DauGe)
Vocal NAKI
Illust 双／＄

01 急々如律令
東方地霊殿より「封じられた妖怪　～ Lost Place」
02 少女達の夏祭り
東方紅魔郷より「魔法少女達の百年祭」
03 迎え火
東方地霊殿より「業火マントル」
04 おてんば娘の初恋
東方紅魔郷より「おてんば恋娘」
05 送り火 / Vocal：NAKI
東方風神録より「神は恵みの雨を降らす　～ Sylphid Dream」

今回、2009年の夏コミには花鳥風月シリーズの「風」編をリリースする予定だったのですが、諸般の事情からミニアルバムを出すこととなりました。
実際CDを出すこと自体かなりキツかったので、いっそお休みしようかとも考えたところで……さて、それってししまいを休む理由になるんだろうか？　と途中から思うようになりました。

よくイベントで遠くの県から、あるいは忙しい時期に、ししまいのブースにわざわざ来て下さるリスナーの方とお話をするんです。曲やジャケットの感想等を教えてもらえるのですごくありがたいのですね。また次回も頑張ろう、という僕たち全員のエネルギー源になっています。
今回休んじゃおうかな、という気持ちは、リスナーさん達にまた会いたくないのか？　手ぶら（新作がない）で行くつもりか？　という自問自答を経て、やっぱりそれはできない、なんとしてもＣＤを作ろう！　という決心に変わりました。

僕は人間関係は常に一対一だと思っています。Ａが忙しいからとか、大変だからといって、Ｂを休む理由にはなりません。Ｂをやめるのは、純粋にＢがつまらないときだけ。Ａは忙しい。Ｂは楽しい。オーケー。じゃ両方やればいいんです (^^ ) 寝なければいいだけの話。
たとえ僕の生活が激動に塗れていようとも、傍から見ればそれもスクリーンの向こうの映像と同じです。プチッと電源を落としてしまえばそれでおしまい。どこか遠くの海峡を渡る鳥の羽音さながら、なんら誰かの生活に影響を与えるというものではないのです。だったら、辛かろうが忙しかろうが、やはり楽しいと思うことを追求したいです。あとはリスナーの皆さんが感じることであり、僕が言い訳するのはカッコ悪いことです。
その上、今回も１号、２号、そしてイラストやデザインを担当してくれている皆さんのおかげで大変たいへんカッコいいＣＤが出来ているわけですから！　これをやらないなんてもったいなさ過ぎます。凹んでるヒマがあったらピアノを叩けコノ野郎！　ということで！

今回もまずはアレンジの説明ですッ！