ただいま授業中！ 游戏

朝の教室の風景。　「あのー、ちょっと静かにしてもらえる？」
今日も担任の小柳先生が困った顔を
しながらたどたどしく授業を進めようとする。
でも、一向に静かになりそうにない。
すると突然、よく響く足音と共に大きく扉が開かれる。
「あー、あんまり騒いでると個室に連れてくよ」　
生活指導の橘先生が叱りにくる。でも、これもいつもの事だ。
そんな日常の中、ちょっとした変化を期待して
俺は悪友と一緒に酒とタバコに手を出してみる。
でもこういう事に限ってすぐにばれるもので、
翌日、俺は生活指導室に呼び出された。
どうせ退学だと思い、何も弁解しなかった俺に対して、
橘先生は意外な行動を取り始めた。
「いい覚悟だね。そういうのは嫌いじゃないよ」　
胸元を開きながら近付いてくる橘先生。
そしてそのまま俺のモノへと指先を伸ばしてきた…。
翌日からは寝ても覚めても頭をよぎるは橘先生の事ばかり。
俺はことある度に橘先生を追いかけ回すようになる。
橘先生はいい奴隷ができたと思い、俺をいろいろとこきつかう。
そして褒美としての生活指導室でのサービス。
でも、橘先生は絶対に本番までは許してくれなかった。
そんな関係が続いていたある時、
ガマンできなかった俺は橘先生を襲ってしまい、自分の気持ちを告白をする。
「…ゲームオーバー」　そして橘先生は俺を避けるようになる。
結果、落ち込む俺。そんな俺に小柳先生が声をかけてきた。　
「こういう時には、パァーっと遊びましょ」
そう言われて小柳先生とデートの約束をする。
デートといっても趣味も年齢も違う俺と小柳先生。
ちょっと気まずくもそれなりに楽しく街を一緒に歩く。
ただ、そこでばったりと橘先生と出会う。
どうせ無視されるんだろうと思いきや、
橘先生は俺にベッタリと抱き付いてきた！
「由香、あんまりからかっちゃあ、かわいそうでしょ」
「音々、あんたはこいつの正体を知らないんだ」
そして始まるふたりのケンカ。
どうやら、俺はここでどちらかを選ばないといけないらしい――。