白で統一された病室。そのベッドに横たわる少年に、男は訊ねる。「俺はなんでも屋だ。エリオット、俺に依頼するのか?」男の名はMJ。辺境で、最強にして最高と謳われる"なんでも屋"だ。迷い、逡巡する少年にMJは軽く加えた。「十歳未満は無料だ」「でも、ぼくはもう十歳なんです」少年は困ったように応じる。「おまけしとくさ」MJは傷のある頬に微笑を刻み、決意する。暗殺者、白虎-パイフウを助けるため死地へ向かおうと…。荒涼とした岩石砂漠の果て、山麓の街"スノウ・フレイクス"を舞台にパイフウ、MJなど"ザ・サード"の最重要人物たちが活躍するハード・アクション。
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关联条目
- 系列 ザ・サード