Mångata

水晶硝子の唄声を持つ（ヴォーカリスト・作詞家）みとせのりこと、音であらゆる世界を構築する"skilled"、音職人（ベーシスト・作曲家）Daniによる初のミニアルバム。凍てる夜と沈まない月の彼方に映し出す、6つの幻想風景。

『Mångata』はスウェーデン語で「水面に映った月が道のように見える様」を表す言葉。
幻想といえどもやや辛口、プログレといえども変拍子に依存しない。少しばかり天邪鬼なこだわりを秘めたミニアルバム。荒涼と極夜の風景が澄んで凍てる心象世界を幻視させる。

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初の、とは言うが、みとせとDaniの水面下でのコンビネーションは長い。キルシェ時代のから、みとせがソロ活動を始めてからのアルバム、『アルトネリコ』シリーズなどの多重録音等、収録においてみとせを支えてきたのは他ならぬDaniであり、アルバムへの作曲、ベース、ギター参加も多数。ライヴでもみとせのりこソロバンド、ヨルガバンドと、常にパフォーマンスの一角を担ってきた。アトリエシリーズでの演奏、アルトネリコでの作曲やエンジニアとしての参加も多数の、弾いてよし録ってよしつくってよしの全方位的音職人。
そんなふたりの時を超えた真っ向勝負がどんな世界を描きあげるのか。答えはこの1枚の中に。