ep.14 都の義仲
时长: / 首播:2022-04-10
源頼朝が恐れる藤原秀衡
挙兵した兄・源頼朝のもとへ平泉から駆けつけた義経。当初、頼朝は、義経が奥州の覇者・藤原秀衡から与えられた武力を率いて参戦したことで、義経を介した秀衡との連携を期待しました。
しかし秀衡から頼朝に対する支援はなく、治承5年(1181)8月15日に秀衡は地方豪族としては異例となる陸奥守に就任します。これは平家の棟梁となった平宗盛の策略で、秀衡に頼朝攻めを請け負わせるためのものでした。秀衡は中立を貫きますが、頼朝が秀衡を敵視したことは言うまでもありません。
『吾妻鏡』によると、養和2年(1182)4月5日、頼朝は江ノ島弁才天に文覚を招き、秀衡を呪い殺すべく調伏を行いました。この儀式には有力御家人も集結しましたが、義経の姿はなかったようです。
源頼朝が恐れる藤原秀衡
挙兵した兄・源頼朝のもとへ平泉から駆けつけた義経。当初、頼朝は、義経が奥州の覇者・藤原秀衡から与えられた武力を率いて参戦したことで、義経を介した秀衡との連携を期待しました。
しかし秀衡から頼朝に対する支援はなく、治承5年(1181)8月15日に秀衡は地方豪族としては異例となる陸奥守に就任します。これは平家の棟梁となった平宗盛の策略で、秀衡に頼朝攻めを請け負わせるためのものでした。秀衡は中立を貫きますが、頼朝が秀衡を敵視したことは言うまでもありません。
『吾妻鏡』によると、養和2年(1182)4月5日、頼朝は江ノ島弁才天に文覚を招き、秀衡を呪い殺すべく調伏を行いました。この儀式には有力御家人も集結しましたが、義経の姿はなかったようです。