2020-10-11 08:59 /

「半分の月がのぼる空」は、電撃文庫から全8巻(本伝6巻、外伝(短編)2巻)で出ています。

文春文庫版は、「完全版 半分の月がのぼる空」の文庫版として出ています。

何が違うのかというと、電撃文庫版は、主人公たちが語る言葉が「標準語」、文春文庫版は「伊勢弁」になっていることです。それと、文春版は電撃文庫の6巻目以降が書かれていません。

電撃文庫では、6巻目で、手術から半年たった裕一、里香たちの高校生活が書かれています。夏目のその後、亜希子の変わらない日常なども書かれていますが、伊勢弁ではないので、違和感があるかもしれません(尤も、個人的には、伊勢弁でない電撃文庫版に違和感があったのですが。。。)。また、電撃の7.8巻は短編です。

文春版は、立ち読みした程度のなので、判らないところもありますが、もしも、電撃文庫のものを読むなら、1巻目から読んだ方が良いかもしれません。
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