マギーア・マグス

ラガーシュ王国の魔装騎士であり部隊指揮官。長髪が特徴の男性。

寡黙な性格で、同格のキャリ・ノヴァクやヤドラ・ゲオルゲと違って騎士であることに誇りを持っている。基本的には軍人としての職務に忠実だが、必要とあらば主君に苦言を呈することも辞さない。

当初は強敵と噂される魔装機神と戦えることに喜びを感じていたが、度重なる敗北により次第に悲壮感を漂わせていく。それでも、死んで行った部下達の為にも勝たねばならないと前線に出続け、やがて軍の司令官に任命される。しかし結局母国は総帥を失い、時間稼ぎを買って出たキャリも戦死。司令官であるはずの自分だけが生き残るという皮肉な結果になってしまう。

キャリの敵討ちを欲したマギーアは、最初で最後の命令無視を犯し特攻同然に出撃。魔装機神の前に散って行った。