VF-19改 エクスカリバー・熱気バサラスペシャル

  • 别名: VF-19 Excalibur Custom
  • ファイアーバルキリー
  • 引用来源: https://macross.fandom.com/ja/wiki/VF-19_エクスカリバー

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    マクロス7船団で活動中のロックバンド「FIRE BOMBER」に所属するボーカリスト熱気バサラが搭乗するカスタム機。正式名称はVF-19改エクスカリバー・熱気バサラスペシャルだが、その燃えるような真っ赤なカラーリングにちなみファイアーバルキリー[5]の通称で呼ばれる。
    元新統合軍人でもあるFIRE BOMBERのリーダーレイ・ラブロックが軍時代のコネクションを利用して調達した。とはいえ、単なる軍の流出品や放出品という訳はなく、ミュージシャンとしてだけでなくVFパイロットとしても人並みはずれた腕前を持つとされるバサラの手に機体を委ねることで、歌エネルギーの実証テストと、マクロス7船団におけるVF-19の制式採用を検討するための評価試験運用という重要な役目を担っている。非公式ながら軍のバックアップのもとにメンテナンスとデータ収集が定期的に行われている。ただし、軍の関与は一部にしか公にされておらず、バサラが戦場に進出し歌を披露する姿がシティ7市民の人目に多く触れる段階となっても、あくまで民間機という扱いである。
    マクロス7船団統合軍に正式に配備前の貴重な数少ないテンプレート:要出典範囲とされる。VF-19Fのデルタ翼状の前進翼からYF-19やVF-19Aのような通常のデルタ翼に変更されており、カナード翼も付けられている。つまりYF-19やVF-19Aのように先祖返りをした形状に戻されている。エンジンはさらなる改良が加えられ、最大速度は大気圏内でマッハ5.5、大気圏外ではマッハ25以上に達する。この速度は何もパックを装備されていない通常時のVF-25より速い。
    VF-19改はVF-19Aの形状に比べて機首から主翼へ繋がるストレーキが直線的になり、前進翼が大型化し、垂直尾翼の位置が後方にずらされるなど、より空力バランスを考慮した形状に変更されている。また、各部にバーニアスラスターが追加され、特にバトロイド形態での運動性が高められている。後述する量産化されたVF-19FやVF-19Sが安定性・操作性に重点が置かれた調整をなされているのに対し、本機の調整はYF-19やVF-19Aな機体特性に近いものにされており、操縦者には高い技量がもちろん求められる。
    VF-19改は特徴的な変更点は非常に人間に近い形状の頭部である。メインカメラは双眼式(YF-19の整備シーンでも、ゴーグル下に双眼式カメラアイのディテールが確認できる)で、フェイスプレートの下には「口」が設けられている。これらはバサラのビジュアル的好みによる特注仕様と言われている。当人は「口がないと歌えない」としているが、実際に歌に合せて口が動くわけではない(後にDr.千葉のサウンドエナジー理論を元にした、歌エネルギー変換技術を搭載した小型スピーカーシステムを装備する改造が施される)。この部位はフェイスプレートを展開し覆い隠すことも可能であるが、使用されることは少ない[6]。
    操縦システムも特別で、コクピットには操縦桿とスロットルレバーが存在せず、代わりにギター型コントロールスティックが配置されている。ギターの胴体そのものが操縦桿となっており、これ自体を動かすことで機体を制御する。ネック部分にあるグリップを上下させる事によりスロットルのコントロールを行う。他にもブリッジとナットの部分がタッチセンサーとなっており、各種の操作が可能である。また、ギターシンセサイザー機能も備えているため、もちろんこれを使用して演奏を行う事も可能。YF-19で設置されていた後部の補助シートを排した完全な単座式とし、パイロットシート自体も若干後退しているため、内部は多少の余裕が確保されている。後期にはコントロールスティックとシートがサウンドエネルギー変換装置を兼ねるタイプに換装された。これは座席の背もたれ部分から分離し、パイロット(演奏者)が背中に担いで機体の外で「演奏」することも可能である。
    武装は頭部、主翼のレーザー砲や脚部マイクロミサイル、VF-19シリーズの基本システムであるピンポイントバリアなどを除き基本的に搭載していない。その代わりに、「相手に歌を聴かせるため」の装備として、両肩のスピーカー・照明ユニットや小型のスピーカーを撃ち込むランチャーポッドを装備している。一見して戦場において無意味にも思えるこれらの音響装備だが、歌の効果はボドルザー戦におけるリン・ミンメイの歌唱によって有効性が確認されており(通称「ミンメイ・アタック」)、これの更なる研究を目的として、本機の運用を軸とした「プロジェクトM」が立案された。当初は単純に空気が無い宇宙空間で周囲の機体や構造物などの中に音を伝達するための装備が中心だが、サウンドエナジーはプロトデビルンに対しても有効であり、さらに物語の途中からは歌をエネルギー変換し相手に伝えるサウンドブースターやガンポッドなどの追加装備も使用する。
    非公式本の『ヴァリアブルファイター・マスターファイル VF-19 エクスカリバー』では、ベースとなった機体はVF-19Eとされている。

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