白いタキシードを着ているというだけで何故か凶華に「ピエール」と名づけられ、凶華によってタキシードに大きくそう書き込まれている。本名よりもピエールの方の名が周知されている。超常現象対策局二課研究部に所属していたが、「地獄と奈落の混沌魔境と大評判の」乱崎家の世話をするために狂乱家族と出会い、現在は凶華人民共和国の王。女の子のような顔立ちをしており、三つ編みを垂らした格好のため、よく間違えられているが男である。千花のピンチには共和国民の「伊藤さん」を連れて現れ千花を助けた。元料理人であり、その腕はかなりのもの。自分に仕事を与えた凶華に恩義を持っており、彼女の頼みごとなら(ある程度は)進んで行動する。死神三番のことは尊敬している。