本作のもう一人の主人公。9歳のとき、ある事をきっかけに両親と離ればなれになってしまった少年。両親は離婚しており、母親と暮らしていたが、9歳の時に母親が他界したことで身寄りがなくなり、渋谷の路地裏を彷徨っていたときに熊徹と出逢い、【渋天街】に迷い込む。行き場がないため仕方なく熊徹の弟子となり、共同生活を経て成長していく。青年期には偶然【渋天街】から【渋谷】へと戻る方法を見つける。9歳以降学校教育を受けていないため、文字の読み書きは不得意であったが、【渋谷】で出会った女子高生の楓から勉強を教わり(楓の教え方が上手いようで短期間で学習内容が小学生レベルから高校生レベルへと上がっていく)、大学受験を進められる。ひ弱な体力であったが、熊徹の指導を受けるうちに武術の才能に目覚め、最後は熊徹を一本背負いでたやすく放り投げるなど熊徹を超えた面も見せつけた。
騒動終結後、帯刀する事を辞め、人間界で父親と共に暮らす。
騒動終結後、帯刀する事を辞め、人間界で父親と共に暮らす。