櫻子さんの足下には死体が埋まっている

ep.8 夕陽に隠された老婆の想い

时长: / 首播:2017-06-11
九条櫻子(観月ありさ)は、入院中の叔父・設楽眞理(柴俊夫)を訪ね、20年前に設楽が担当した事件について聞きたいと言う。しかし、事故で仕事に関する記憶を失くしている設楽は、まったく覚えていないと答える。

そんな折、最近、骨の勉強をしている志倉愛理(新川優愛)と館脇正太郎(藤ヶ谷太輔)が櫻子を誘い、3人で山に骨拾いに行くことに。目的は小動物の骨だったが、あろうことか人間の白骨死体を発見する。骨を観察した櫻子は、それが高齢の女性のものだと指摘した。

同じ頃、「蝶形骨」の事件から外された山路輝彦(髙嶋政宏)と近藤卓也(細田善彦)は、鑑識の新井隆太(田中聡元)を抱き込み情報を入手し、独自に捜査を続ける。

別の日、博物館に正太郎の中学の同級生・鴻上百合子(小林涼子)がやってくる。驚く正太郎に百合子は、正太郎が祖母を見つけてくれた、と言う。先日、櫻子と愛理と発見した白骨化した女性が、百合子の祖母だったのだ。

その後、櫻子の邸宅にやってきた百合子は、祖母が投身自殺を図っていたと、警察から言われたことを明かす。祖母は、認知症の祖父をひとりで介護していたが、弱音を吐かなかったため、百合子ら家族は祖母に任せっきりにしていた。自分のせいだ、と落ち込む百合子に、櫻子は後悔など無意味で、忘れるのが一番の解決策だと言い放つ。その言葉を聞いた正太郎は、そこに櫻子自身の願いが込められると思い、櫻子の力になりたい、と思いを告げる。

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