上北健 上北健

上北 健
1988年10月7日東京都生まれ。

もともとはインターネットに投稿したカバー楽曲が注目され、2014年9月にメジャーデビュー。楽曲提供を受け、当時の別名義"KK"でアルバム『心音(こころね)』を発表。

2015年9月、シンガーソングライター"上北健(かみきたけん)"としてオリジナルアルバム『SCOOP』を発表。収録曲である『DIARY』は、アニメーション制作チーム"南方(みなかた)研究所"とコラボレーションしたミュージックビデオが彩り、代表曲として支持を集めている。

2016年8月に発表したミニアルバム『TIDE』では、収録楽曲ごとの短編集を執筆。同アルバム収録曲『ブルータウン』は、主演にイラストレーター・美術作家として活躍する大槻香奈(おおつきかな)氏を迎え、楽曲の世界観をもとに、実際に1枚の絵画を描く模様をミュージックビデオとして映像化。また同曲は、地域に根ざしたコンセプトであるとして、三重県熊野市観光協会にて特集される。

2017年4月に発表のミニアルバム『LAYERED』でも、前作同様に短編集を書籍化した。

ライブ演出を自身で手がけ、2016年4月に開催した東京・日本橋三井ホールでのホールライブ『僕と君が、前を向くための歌』がチケット発売初日に完売。本企画は毎春恒例となり、2017年4月の第３回公演『生きゆく街に海を見る』では、ダンサー・振付師の平原慎太郎(ひらはらしんたろう)氏が舞台に参加し、音楽とコンテンポラリーダンスとの融合、さらに自身のポエトリー・リーディングを交え、独特の世界を作り上げた。

2017年10月には自身初となる海外公演を、韓国で開催。チケット即日完売を受け、追加公演を実施し、2DAYSワンマンライブを成功させた。YouTube、SNS等で海外からの注目度も高まる。

楽曲の特徴は、繊細かつ意志のある情熱的なボーカルと、文学的で強力なメッセージ性を宿す歌詞にあり、心にどこか傷を持つ若年層を中心に共感を集める。