銭の戦争 日剧

　　草彅剛演じる主人公・白石富生は、東大卒で外資系証券会社に勤め、美人の婚約者もいて、順風満帆の日々を送っていた。ところがある日、父親が多額の借金を残して自殺。連帯保証人である富生は貯金も全て借金の返済に充て、さらには金貸し業者に追われ、金も職も婚約者も全て失うことに…。ホームレスまで転落した彼が選んだのは、自分をどん底に追い込んだ金貸し業の道。そして、表向きは健全でも、裏では高金利で金貸しをする「赤松金融」の経営者・赤松大介（渡部篤郎）の元で働く事に。
　　「俺の人生と親父の人生…金で失くしたもの全て、金で取り戻す！！」
　　金を得るためにはどんな苦労も厭わないと決意した彼は、手段を選ばず、あらゆることをやる。たとえそれが非合法であろうとも。そんな彼が出会ったのは、借金に苦しむ高校時代の恩師の娘・紺野未央（大島優子）。 彼女は、富生がいつしか金の魔力に取りつかれていることを彼に気づかせ、二人の間にはやがて特別な感情が芽生え始める。さらに、富生に対して愛憎入り混じった複雑な感情を抱く元婚約者・青池梢（木村文乃）が再び彼の前に現れ、3人は複雑な恋愛関係に発展していく。
　　父親の死の真相に直面し、壮絶な復讐を企む富生は、
　　果たして愛と金と人生、失ったすべてを取り戻すことができるのか…?