南国のフレイヴァーを程よくちりばめた、これまでの3枚のアルバムから彼女自身が選曲したベスト・アルバムで、アルバム未収録曲や、未発表曲、新録曲も含んでいる。これまでに、高野寛、宮沢和史、大貫妙子といった日本を代表するミュージシャンたちが楽曲を提供していることも驚きだが、それらの曲を彼女が歌うことで、すべて彼女のオリジナル・ワールドへと昇華してしまう、という不思議な魅力を持った歌い手でもある。心の隅々にまで染みわたり、日々のつらい出来事までもやさしく解きほぐしてくれるような歌だ。 (高橋宏文) --- 2005年04月号
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tr9 太好听