むかしむかし、人魚が住む街での出来事―
奇跡と災厄が交差し、神に祈る、そして―
世界観は大陸が全て海に覆われた時代で人類進化後の人魚が中心の中華圏のお話。
主人公は尾が赤い人魚の女の子で繁華街のとある飲食店で働く弟想いの看板娘。
主人公には病弱で人魚の身体的進化に耐え切れない余命数日で姉想いの心優しい弟が一人いる。
主人公は弟の医療費を稼ぐためにたくさん働く真面目な女の子だが本日弟が死亡する日となってしまう。
年一回行われる神様を迎えるとされるイベント中で神社へ向かう最中に上から落ちてきた謎の鍵を拾う。
神社へ参拝中に山の頂上付近の洞穴に何かが封印されてそうな謎の鍵穴を見つける。
主人公は封印の鍵穴が謎の鍵と一致することを感じ、興味本位でその封印を解いてしまう。
そこには見たこともないとても不思議で綺麗に光る花が奉納されていた。
主人公は花を一輪持ち帰り弟のお見舞いとしたところ、今までがまるで嘘だったように体調が回復する。
しかし回復した弟は姉である主人公の体が一部崩壊し始めていることに気付く。
主人公は弟と共に医師の元へ相談しに行ったところ、驚きの真実を知る。
謎の花の正体は以前の文明で開発された生物を無理やり進化させるもので、異常な効果を発揮させるものであった。
そして健康体である主人公の体は触れただけで異常に発揮され、進化に対応しきれず崩壊が始まったとのこと。
そのため、不幸な歴史を繰り返さないために以前何人か犠牲を払いながらも封印したものだという。
また封印を解いたまま戻ってきてしまったため、徐々に街中へ感染してしまう。
街中の人たちは原因を知らぬままこれを災厄とし、主人公同様崩壊が止められない状況に陥っていた。
主人公は封印を戻しつつ、神社へ向かって罪を告白し、泣きながら神に祈りを捧げる。
たまたま神様を迎える日であったことが幸いし、神の声が降り、災厄を止める提案をされる。
しかし神も万能ではなく、災厄を止めるにはいくつか条件があった。
奇跡を起こすために神の力を全て使い切ることと、人を治すために一人の全生力が必要とのことで主人公の生贄を提案される。
主人公は自らの罪と救いの求めから意思は堅く、自ら生贄を望む。
主人公は神と共に命と引き換えにして災厄を止め、新たな神(氏神)とされ祀られることとなる。
主人公の弟は一番敬愛していた姉を失くし、この境遇、現実、世界を恨み新たな決断をすることとなる。
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奇跡と災厄が交差し、神に祈る、そして―
世界観は大陸が全て海に覆われた時代で人類進化後の人魚が中心の中華圏のお話。
主人公は尾が赤い人魚の女の子で繁華街のとある飲食店で働く弟想いの看板娘。
主人公には病弱で人魚の身体的進化に耐え切れない余命数日で姉想いの心優しい弟が一人いる。
主人公は弟の医療費を稼ぐためにたくさん働く真面目な女の子だが本日弟が死亡する日となってしまう。
年一回行われる神様を迎えるとされるイベント中で神社へ向かう最中に上から落ちてきた謎の鍵を拾う。
神社へ参拝中に山の頂上付近の洞穴に何かが封印されてそうな謎の鍵穴を見つける。
主人公は封印の鍵穴が謎の鍵と一致することを感じ、興味本位でその封印を解いてしまう。
そこには見たこともないとても不思議で綺麗に光る花が奉納されていた。
主人公は花を一輪持ち帰り弟のお見舞いとしたところ、今までがまるで嘘だったように体調が回復する。
しかし回復した弟は姉である主人公の体が一部崩壊し始めていることに気付く。
主人公は弟と共に医師の元へ相談しに行ったところ、驚きの真実を知る。
謎の花の正体は以前の文明で開発された生物を無理やり進化させるもので、異常な効果を発揮させるものであった。
そして健康体である主人公の体は触れただけで異常に発揮され、進化に対応しきれず崩壊が始まったとのこと。
そのため、不幸な歴史を繰り返さないために以前何人か犠牲を払いながらも封印したものだという。
また封印を解いたまま戻ってきてしまったため、徐々に街中へ感染してしまう。
街中の人たちは原因を知らぬままこれを災厄とし、主人公同様崩壊が止められない状況に陥っていた。
主人公は封印を戻しつつ、神社へ向かって罪を告白し、泣きながら神に祈りを捧げる。
たまたま神様を迎える日であったことが幸いし、神の声が降り、災厄を止める提案をされる。
しかし神も万能ではなく、災厄を止めるにはいくつか条件があった。
奇跡を起こすために神の力を全て使い切ることと、人を治すために一人の全生力が必要とのことで主人公の生贄を提案される。
主人公は自らの罪と救いの求めから意思は堅く、自ら生贄を望む。
主人公は神と共に命と引き換えにして災厄を止め、新たな神(氏神)とされ祀られることとなる。
主人公の弟は一番敬愛していた姉を失くし、この境遇、現実、世界を恨み新たな決断をすることとなる。