ep.34 理想の結婚
时长: / 首播:2022-09-04
九条兼実と慈円
九条兼実と慈円は、摂政・関白などを歴任した摂関家の長・藤原忠通を父に、藤原仲光の娘・加賀局を母とする同母兄弟です。
兄・九条兼実は、五摂家のひとつ九条家を興したことでも知られ、後白河法皇崩御後は朝廷第一の実力者となり、源頼朝を征夷大将軍に推挙しました。公事や作法に関して高い見識を有するほか、和歌への関心も深く、藤原俊成・定家父子らの庇護者であったともいわれています。また、兼実が40年間<長寛2年(1164)から建仁3年(1203)>にわたり書きつづった日記『玉葉』は、当時の状況を知るうえで貴重な史料となっています。
一方、弟・慈円は、比叡山延暦寺の長である天台座主を4度務めた宗教界の権威です。兄・兼実と同様に和歌にも秀で、「おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖」という歌が『小倉百人一首』のひとつとして選ばれています。また、慈円が著したともいわれる歴史書『愚管抄』も『玉葉』と同じく、当時の状況を知るうえで貴重な史料となっています。
九条兼実と慈円
九条兼実と慈円は、摂政・関白などを歴任した摂関家の長・藤原忠通を父に、藤原仲光の娘・加賀局を母とする同母兄弟です。
兄・九条兼実は、五摂家のひとつ九条家を興したことでも知られ、後白河法皇崩御後は朝廷第一の実力者となり、源頼朝を征夷大将軍に推挙しました。公事や作法に関して高い見識を有するほか、和歌への関心も深く、藤原俊成・定家父子らの庇護者であったともいわれています。また、兼実が40年間<長寛2年(1164)から建仁3年(1203)>にわたり書きつづった日記『玉葉』は、当時の状況を知るうえで貴重な史料となっています。
一方、弟・慈円は、比叡山延暦寺の長である天台座主を4度務めた宗教界の権威です。兄・兼実と同様に和歌にも秀で、「おほけなく うき世の民に おほふかな わが立つ杣に 墨染の袖」という歌が『小倉百人一首』のひとつとして選ばれています。また、慈円が著したともいわれる歴史書『愚管抄』も『玉葉』と同じく、当時の状況を知るうえで貴重な史料となっています。
吐槽箱 6
#1 - 2022-9-4 22:28
柊つかさ (君と目指す彼方へ)
#2 - 2022-9-13 14:44
奥柏伦亲王 (善良比聪明更重要)
#3 - 2023-1-16 13:05
owl (素晴らしい作品の感動を共有して何が悪い! ... ... ..)
#3-1 - 2023-1-16 21:06
Kurisu
讨伐北条
#4 - 2023-1-16 21:06
Kurisu (干劲up)
#5 - 2023-1-18 22:13
喝稀剥壳 (烦透了,三次元)