ナポレオンの村

ep.2 都会からの移住家族…母に贈る真夏の夜の奇跡

时长: / 首播:2015-07-26
神楽村に、都会から来た橋尾基希(林泰文)とその娘2人が移住することになった。移住者のサポートを任された浅井(唐沢寿明)は、村の良さを伝えようと、米農家の洋吉(谷隼人)の仕事場に3人を連れて行く。洋吉が作る「神楽米」は、農薬も化学肥料も使わないことにこだわった安全な米だ。神楽米で作ったおにぎりのおいしさに、浅井も橋尾一家も感動する。この米をもっとたくさんの人に売り出せないか……浅井は考え始める。

 さっそく浅井は村の人々を集め、橋尾一家を紹介する。幼い妹・サラ(岩本俐緒)は無邪気でかわいらしく、キヨ(五月晴子)やタミ(茅島成美)たちはおもわず顔がほころぶ。一方、15歳の姉・ヒロミ(山口まゆ)は無愛想で不機嫌。態度が悪く、由香里(麻生久美子)や青年団に悪態をつき、村人たちを怒らせてしまう。

そんな中、源次郎(星田英利)は、この村で暮らす際の注意事項として「山の上にある病院には絶対に近づくな」と忠告する。病気がうつるから、村の人間は誰も近づかないのだと。途端、源次郎をにらみ付けるヒロミ。その病院には、ヒロミたちの母親・千恵(菅野美穂)が入院していた。

 後日、役場にいる浅井をたずねて、ヒロミがひとりでやってくる。母親から病院食の米がおいしくないと聞き、おいしい米で作ったお粥を母親に食べさせてあげたいと思い、相談にきたのだ。浅井は、神楽村にあるものを使って土鍋やかまども手作りし、最高においしいお粥を作ろうと提案する。

 米、水、炭、かまど、そして土鍋を焼く陶芸釜…必要なものはたくさんある。浅井とヒロミ、そしてまたもや巻き込まれた由香里は、村の人たちに協力を頼んでまわる。しかし村で唯一土鍋を焼ける釜を持つ陶芸家の青年団員・猿山(吉田祐希)は、まだヒロミの事を許しておらず、責められたヒロミも出て行ってしまい…。

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