十万分の一の偶然

SP.1 01

时长: / 首播:2019-08-18
娘はなぜ死ななければならなかったのか…
この写真は本当に偶然撮影されたものなのかーー

娘を高速道路の玉突き事故で亡くした父親が、この事故の瞬間を偶然写した報道写真を目にし、事故の発生そのものに疑念を抱き、執念で真相を突き止めていくミステリー!

吐槽箱 1

#1 - 2019-8-18 21:41
(君と目指す彼方へ)
松本清張生誕110周年記念「十万分の一の偶然」【テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選】
放送日時
    2019年8月18日(日) 21:00 ~ 23:05

番組概要
    松本清張×田村正和 一枚の、報道写真の事故現場! これは本当に事故なのか、それとも殺人なのかーーー 生存者が見た「赤い火の玉」とは!? そこには驚愕の事実が!!

番組詳細
◇番組内容
娘はなぜ死ななければならなかったのか…
この写真は本当に偶然撮影されたものなのかーー

娘を高速道路の玉突き事故で亡くした父親が、この事故の瞬間を偶然写した報道写真を目にし、事故の発生そのものに疑念を抱き、執念で真相を突き止めていくミステリー!
◇出演者
田村正和/中谷美紀、高嶋政伸、内山理名、小泉孝太郎/岸本加世子(友情出演)/若村麻由美、松下由樹、内藤剛志、伊東四朗
◇ナレーション
石坂浩二
◇原作
松本清張『十万分の一の偶然』(文春文庫刊)
◇脚本
吉本昌弘
◇監督
藤田明二(テレビ朝日)
◇スタッフ
【チーフプロデューサー】五十嵐文郎(テレビ朝日)
【プロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)、河瀬光(東映)、江平光男
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/prime-sun/
みどころ
(みどころ)
 平成のドラマ史を華々しく彩った《珠玉のドラマスペシャル》4本を厳選、新たに編集した“特別版”をお送りする『テレビ朝日開局60周年 夏の傑作選』。 第3夜は“父と娘”という新視点を加えて、2012年ドラマ化した松本清張後期の傑作『十万分の一の偶然』を放送する。
 主演・田村正和が演じるのは、“十万分の一の偶然”と評されるシャッターチャンスで撮られた一枚の報道写真から、愛する娘の命を奪った交通事故の発生経緯に疑念を抱く山内正平だ。田村が体現する“父の執念”、その慈愛に満ちた魂が真相をあぶり出していく過程は圧巻! 重厚な社会派ミステリーとしても、繊細な人間ドラマとしても見応えのある一作だ。

(あらすじ)
 モンゴルの平原で取材を続けるフリーのルポライター・山内正平(田村正和)のもとへ、一人娘・明子(中谷美紀)の婚約者・塚本暁(小泉孝太郎)から思わぬ悲報が届いた。妻が亡くなって以来、男手ひとつで育ててきた明子が、入院中の叔母・恵子(岸本加世子)を見舞うために横浜から沼津へ向かう途中、東名高速道路で玉突き事故に巻き込まれて死亡したのだ。しかも取材で遠出をしていた正平がその知らせを受けたのは、事故から実に1カ月が過ぎた後のことだった…。
 かくして、正平は急きょ帰国することになった。ところが帰路の機内で、正平は一枚の写真を目にすることとなる。娘が亡くなった事故の瞬間を偶然捉えたというその写真には、無情にも娘の最期の姿が写し出されていた。娘はなぜ死ななければならなかったのか──帰国した正平はもはや、そのこと以外考えることができなかった。
 『激突』というタイトルが付けられたその写真は、山鹿恭一(高嶋政伸)というアマチュア・カメラマンが夜景を撮影しに出掛けた際、偶然にも事故を目撃し、本能的に撮ったものだったという。写真評論家の大家・古家庫之助(伊東四朗)が「十万分の一の偶然」と大絶賛したその写真によって、山鹿が「ニュース写真年間最優秀賞」を受賞したことを知り、授賞式へと向かう正平。そんな彼の耳に、週刊誌の編集者・小泉恵美子(松下由樹)が山鹿に投げかけた質問が飛び込んでくる。
「あの事故でたった一人の生存者が、事故の直前、『赤い火の玉を見た』と言っているのですが…」。

 赤い火の玉…。それは一見、事件とは無縁のような突飛な言葉だった。しかし、正平にはその言葉がどうしても引っかかる。もし、その“赤い火の玉”が事故に影響を及ぼしていたとしたら…? 疑念を拭えない正平は、愛する娘の死の真相を突き止めるべく、自らの足で執念の追跡を開始する──。