テイタニア・ダ・モンテ＝ウェルズ

モンテウェルズ枢機卿の娘であり、当人も第13階位＜秩序の楯＞に叙せられるマーティアル構成員。
少女時代に交通事故で瀕死の重傷を負うが、改造手術を受けてネクスタントとして蘇った。父の命を受けてキリコをマーティアルに迎えるか、抹殺するために行動する。しかし、すべてはモンテウェルズが法皇の座に就くために画策したことであり、交通事故さえも父の陰謀によるものであった。ネクスタントは戦闘情報を高速で処理する補助脳が備わっており、機械化された身体との連携によってATに匹敵する能力を発揮する。これは元来、自らの肉体をもって戦うことを尊ぶマーティアルの教義に基づいて、ATに代わる類人兵器として提唱されたものであった。もっとも、マーティアルは生命維持のための緊急措置以外に肉体の改造を認めておらず、そのためにモンテウェルズには交通事故を擬装する必要があったのである。
補助脳を失い、マーティアルから離脱した後、フィアナから託された「キリコを愛して」という想いに応えるためか、キリコの後を追い続ける。