ムギ

ロータスレイクでは「死んでも飲みたいムギ・ブルワリーの一杯」として著名なビール醸造業者「ムギ・ブルワリー」の娘。
常に最高の一杯を生み出すための努力を怠らず、「ムギ'sブック」と称する日記に日々の出来事を記録している。
（元ネタは、アイルランドのビール会社ギネス社が発行する世界記録集『ギネスブック』であろう。）
ホップ・ヘザー・クチナシ・サラセニアら飲兵衛花騎士達は店の常連であると共に友人。
特にサラセニアには、呼気が害虫を引き寄せる体質を酒気で隠せると気づくきっかけがムギ・ブルワリーの酒であったため感謝されている。酒造業者であると同時に、本人も相当な飲兵衛であり、飲んだ状態で千鳥足のまま戦場に立つ花騎士の一人。
待機・移動・喜びの各モーションは、素面時と酔っ払い時の2種類が用意されている。
ドイツのビール祭りとして有名なオクトーバーフェストのウェイトレス風の衣装を身に着けているが、
泥酔すると脱ぎだすという癖がある。実は、水やその他の飲料を酒に変えることができるという特殊能力の持ち主。
古来より、酒が穀物や塩と並んで、貨幣と同等の価値を持って取引されてきたことを考えれば、千金を生むとんでもない能力である。
なお、のちに水を自在に生み出す花騎士が登場したが、もしこの2人が組むと……。
本人も自分の能力のヤバさは自覚していてあまり周囲には話さず、普段の酒造でも最後の成分微調整程度にしか使用していない。
ただし「提供する飲料を気づかれずに強力な酒に変えて、飲んだ相手を昏倒させる」という使い方をすることは、場合によっては辞さない。