ナンテン

マンリョウ・センリョウとは従姉妹にあたるリリィウッドの女医。
同じ所属国家の魔女たちによる医者の風評被害を快く思っていないらしい。とばっちりの末っ子「姉たちのバカー!」
彼女の両親は医者であり、幼い頃から患者の治療を近くで見ていた。やがて自身も治療に参加し、医者となった。
害虫も病気の一つと捉えており、病気になる人を減らすために花騎士になった。彼女にとって、害虫退治は医療行為の延長なのである。
彼女の腕前は熟達しているらしく、「どんな傷でも治してみせる」と豪語するほど。でも回復スキルが入ってないゾ……。
フクジュソウとは知り合いである。またアプリコットはナンテンに師事したいと考えているが、何故か巡り会う事が出来ない。団長の騎士団に配属されてからは、ブロッサムヒルの王城で医者と花騎士を兼業している。
花騎士の治療や、救護室の薬品追加は彼女の仕事のようだ。あのレッドチューリップと配属先が同じである事から、色々と心労が絶えない。
他の花騎士からは「ナンテン先生」と呼ばれている。
キャラクタークエストによると、レッドチューリップを蛇蝎の如く嫌っており、成り行きで一緒に医療行為をした事を後悔している。
デートイベントでは、遠方へ往診に行っている姿が描かれた。いつも頼れる人物として、花騎士の間でも評判のようだ。外見からクールなタイプかと思いきや、結構団長にベッタリな団長ラブ勢である。
ナンテンの花言葉の一つに「私の愛は増すばかり」というのがある。団長に恋情を抱いているのはこれに由来しているのだろう。
本人も「恋の病は治せない」と言っており、悶々とした日々を送っている模様。
ナンテンの実には咳止めの効果があり、葉っぱには殺菌・防腐機能が含まれ、樹皮は胃腸病と眼病に効能があるなど存在そのものが薬の様な木。
医者設定はここから来たと思われる。武器は巨大な筆。
移動時には筆に乗って滑走する。もはや恒例となった魔属性の移動ネタ。
スキル時には筆を振り回すと同時に墨も飛ばす。このため同行する花騎士から少し嫌がられている。
ちなみにボートレースに出場したベロニカの全滅丸に、艦名を書いたのはナンテンである。