フィソステギア

商売道具や資金を収めた金庫を背負い、斧を武器に各地を巡る商人兼花騎士。
商人とは言っても、サフラン家の服飾業、ムギ家の酒造業、ヨモギ家の薬草問屋などのように特定の品目で商売をしているわけではなく、
成長の見込めそうな事業に資金提供を行って将来の利権を得る、投資業・金融業によって財を築いた一族の人間である。
通称「マニーの虎」。
（元ネタの植物が和名ハナトラノオであることと、新規事業開拓者が実業家に投資を募るＴＶ番組「￥マネーの虎」のもじり。）ゲーム内団長の騎士団に花騎士として所属するのは、この騎士団が飛ぶ鳥を落とす勢いで各地で戦功を挙げまくり、
各国の王室とも繋がりが深い、彼女に取ってはこれ以上ない投資先であるからでもある。
花騎士として活動の傍ら、有力な一族とのコネ作りや、騎士団に出入りする各種業者の掌握などに余念がない。ただし、単に金にがめついキャラではない。
彼女の一族は今でこそリリィウッドに本拠を置いているが、実は滅びの都市ブレーメンの生き残りであり、
ブレーメンを復興し、害虫に奪われた自分たちの商圏を取り戻すことを悲願としている。
信念やロマンだけでは復興の目的は達成できず、有力者とのパイプや、何より莫大な資金が最大の武器であることを理解しているのだ。特殊任務 すれ違う少女の手紙においては、最初はコネを作れそうな良家の令嬢と見て少女（メコ）に接近したが、
実は彼女が滅びたコダイバナに連なる家系の人物であることを知り、自身の悲願にも関係の深い人物として少女に協力を申し出ている。