山中鹿乃子

以前、工学部で数少ない女性の鹿乃子が、建築学の課題（図書館の設計）で高い成績を出したことを回りの男子生徒に咎められののしられたことがあり、たまたまそこに居合わせた主人公に助けられる。
そして、鹿乃子の設計思想をはっきりと工学的根拠から認められたことから主人公のことが気になり始める。主人公が過去に提出した建築課題を見て、レベルの高さを一目で見抜き、あこがれるようになった。主人公に真面目に大学に出てほしいと思ってはいるが、異常天才というものを縛ることも出来ないことを知っている。
そう言う意味での柔軟性はある。
とにかく真面目で、今回の馬鹿げた騒動に巻き込まれる主人公の身を案じている唯一まともな存在。