ゾイド -ZOIDS-

ep.38 鋼鉄の野牛

时长: / 首播:2000-06-03
 オコーネルからの要請で、国境を越え帝国側の町に行くことになったバンとフィーネ。共和国を名乗る者の攻撃を受けて被害に遭っている町を守って欲しいというのだ。帝国側からはシュバルツがエージェントとしてすでに現地入りしていると聞いて、バンとフィーネは再会を楽しみにした。敵がいつ襲ってくるかとピリピリしている町の住民を刺激しないようにと、バンたちはブレードライガーを置いて現地に向かう。
 家財道具をグスタフに積み込んで避難の準備をする人たちでごった返す中を行くバンたちは、大八車とぶつかりそうになるが、荷崩れして落ちてきた一斗缶の赤いペンキをジークがまともに浴びてしまう。運の悪いことに、国境を騒がす悪者の中に赤いオーガノイド使いがいるという情報で警戒に当たっていたシュバルツは、ペンキをかぶって赤色に変身してしまったジークを連れていたバンを、悪者と勘違いして拘束してしまう。
 やがて、シュバルツがバンの知るシュバルツの弟であることがわかるが、バンのことを英雄バンフライハイトの名を名乗る不届き者と思い込んでいたシュバルツの誤解は、兄であるシュバルツ大佐からの無線連絡で解ける。
 いよいよ両者協力のもと、敵に攻め込まれる前に敵地に攻め入ることにしたバンとシュバルツ。町には指一本触れさせない意気込みだ。バンのブレードライガーとシュバルツのディバイソンが砂漠の真ん中にある敵のアジトに近づいて行く。自ら開発したA・Iと呼ぶ人工知能を合体させることで、ディバイソンは驚異的な判断力を持つ高性能ゾイドとなる。
 ところが二人が攻撃を仕掛けたのもつかの間、上空に現れた敵機から地面に打ち込まれた支柱にグルリと囲まれてしまう。驚くことに、敵のコマンドウルフから発射された砲弾は、支柱のあるエリアに入ったとたんに軌道を変え、バンたちを正確に狙った。バンは、その磁場誘導兵器の威力を見せつけられるが・・・。

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