神に代わり穢れを払う神聖な≪御神刀≫彼らは、人のように悩み苦しみ、―――恋をする。「俺を憎め、どこまでも追いかけろ…虎之介」最愛の兄を、魂喰らいの妖・蜃景に喰われた虎之介は、ある神主から、唯一、蜃景を斬ることができる≪御神刀≫を与えられ、兄の仇討ちを誓う。だが蜃景と向き合ううちに、彼の心にひそむ哀しみを知った虎之介は、徐々に蜃景に惹かれてゆく……。一方、人の似姿を持つ五本の≪御神刀≫のひとり、七貴は、その存在を保つための≪刀身≫を失い、死に直面していた。七貴を救おうと同じく≪御神刀≫のひとりである二宮が下した決断とは―――!?人に似て人にあらず。≪刀≫の化身、もしくは精霊のような存在。その身で怨霊を退ける≪御神刀≫たちが繋ぐ、純愛の物語!!
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- 书籍 仄かな恋の断片を