母親ヒューマノイドのコピー人格であった、マフィア組織・レッドクイーンのボス・アヤカに仮想空間に置き去りにされたバーチャル・須堂と、組織の施設に拘束されたままのリアル・須堂。 別の母親人格であるカーラは、息子である須堂の奪還を願い、組織の人間ながら同僚のトオルや幹部のブレナーとボス・アヤカへの反乱を企むが…。 平和的で循環的で理想的である超AI支配世界。その世界ではもはや望めない“人類の進歩“を望むべく、南雲博士と超AI・フェスタがロビジアに、レッドクイーンに、そして須堂に託した未来とは…。 母を求めた視線の先に、人類の進歩を求められた須堂は、そこに一体何を見るのか…。超AISF巨編、ついに完結。
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