Project:Noise-Channel Vol.1

「Noise-channel」とは「フィールドレコーディングの加工だけで音楽となりえるか」というコンセプトから始まったDaisuke Ohnuma氏によるソロ・プロジェクトである。
フィールドレコーディングした音に「エフェクトを施しただけ」の音は音楽足りえるのだろうか。それが音楽として優れたものになったとしたら、それはもしかしたら自然からの贈り物ではないだろうか。ドローン、アンビエントを基調にした独自の作風に定評のある彼のそんな思いからこのプロジェクトは生まれた。今回はその記念すべき第一作として「Noise-channel@Shimokitazawa,Tokyo」として、下北沢で録音された素材を元に創られた作品である。雑踏や小さな環境音による自然な音の揺れが、ミニマルな音響空間を創り出している。