「ツキウタ。」ドラマCDシリーズ『月歌奇譚 夢見草』 第1巻－夢語り・桜－

【あらすじ】
卯月 新＆皐月 葵、葉月 陽＆長月 夜がＷキャストで主演を務める、新選組を題材にした舞台『夢見草（ゆめみぐさ）』のゲネプロを見に来たSix Gravity（通称グラビ）とProcellarum（通称プロセラ）のメンバーたち。
ゲネプロは無事に終了し、あとは本公演を待つばかり。
誰もが胸を撫で下ろしたとき、彼らは不思議な光に包まれる。

目覚めるとそこは―――異世界だった。

舞台『夢見草』とよく似たその世界は、一人の独裁者による圧政で、生と死が隣り合わせとなる、厳しい情勢におかれていた。
グラビ＆プロセラメンバーは、そんな世界に生きる別世界の『彼ら』……同じ名前、同じ顔を持つ、『もう一人の自分』と、魂が入れ替わってしまったのだ……！
命を脅かされることもなく、平和な日常を歩んできた彼らは、今、刀を手に立ち上がる！

「新は……怖くない？」
「俺は、皆と一緒にいたいんだ。最後まで」

―――これは、命と絆の物語。