セクシーボイスで囁いて

「たらしの野上」の異名を持つ前生徒会長の野上大輔。
抜群のルックスと甘く蕩けるセクシーボイスの野上に囁かれるとその気がなくてもその気になっちゃう！？
付き合う相手は数知れず…。
そんな彼は「好きだ」と言った事はあっても「愛してる」と囁いた事はまだなかった。
モッテモテの野上は男でも女でもとっかえひっかえの超タラ。
そんな彼を常にフォローしてきた宝蓮華亮。
「花の宝蓮華」と称される美貌の副会長として、その姿は耐えず野上のそばにあった。いい加減愛想がつきたのか宝蓮華は有塚先輩に走ってしまう！？宝蓮華が何の相談もなしに違う大学への進路をきめ、密かに誰かと逢い始め、しかもそれが｢恋人」だという噂をきいた野上は――！