本庄伊織

屋敷から三時間かけて仕事場まで通っている。なんの仕事をしているのかは謎。
自分が本庄家の大黒柱であるという自覚がないために、
仕事に対する情熱が全くない。彼女の収入が本庄家の唯一の収入源であるため、
智也たちは、いつ伊織が仕事をクビになるか、はらはらして見守っている。

屋敷の中で、一番の年長者。社会人で、本庄家の当主であるはずなのだが、
軽い性格のため、本人には当主の自覚はあまりない。重度の天然ボケで、
失敗ばかりしている。最年少の岬によく怒られている。
屋敷の中の雰囲気が暗いと、無理にでも明るく盛り上げようと頑張る。
智也が小さい頃からの憧れの存在だが、酒に酔って抱きつかれたり、
だらしない格好で屋敷の中をうろつかれたりと、なにかと幻滅させられることが多い。