鈴木朝人 铃木朝人

城下女子高等学校で勤務していた黒髪の男性教師。別件（後述）の加害者であると同時に、「連続通り魔殺人事件」の5人目の犠牲者。享年26歳[21]。
「『情熱的になり過ぎず、踏み込み過ぎず、かといって突き放し過ぎず、付かず離れず そこはかとなく程ほどに』のスタンスで上手くこなせる」を持論としており、生徒達からは、それなりに懐かれていると自負していた。
しかしその本性は女を強姦し、殺すことに興奮を憶える異常性癖の持ち主で初登場時点で既に3人殺害していた。人を殺める事に躊躇や罪悪感が無い（十華談）上に、本人も独白で「ヒトの倫理は既に棄てている」「たとえ終点が破滅だと決まっていても、私は獣として生きる」と語っている[22]。
迷を次（4人目）の標的に定めていたが、それを知ったシンヤの依頼を受けた十華から4枚（自身が殺害した3人と無関係の相澤志保）の写真を送り付けられたが、これを無視した事で夜子を連れた十華から直接警告（脅し）された[23]が、更にこれを無視して逆上、武臣真由を4人目の標的として殺害、十華を5人目の標的に定めて武臣真由の遺体を埋めた後、スマートフォンに記録されていた十華の画像を見て余裕の笑みを浮かべ「所詮子供（ガキ）だな」と吐き捨てて帰宅した直後、自宅で待ち伏せていたシンヤから事実上の最後通告を言い渡され、その後で外出した所を威刈さつきにナイフで刺され困惑したまま死亡。
なお、彼の前述の犯行は世間に発覚していない。