夢野花音 梦野花音

現在は陥落した山梨県で抵抗を続けるガーデン「甲斐聖山女子高等学校」のリーダーの一人。
陥落当時は中3のリリィ予科生徒であったが、ガーデンを捨てて鎌倉府(現神奈川県)に撤退しようとする当時の生徒会長車谷圭音に楯突き、徹底抗戦を叫んだ。「不退転の決意で聖なるこの地を護らずして、いつどこで戦うというのですか？もっとも大切なこの地を護れぬ者が、日の本を護れるとは…花音には…思えません」と独演、約半数の生徒がガーデンに残って戦う道を開いた。
その後高等部1年生で生徒会主導部入り、『聖山四柱』と呼ばれる最高幹部の末席に連なり、勇名をとどろかせている。”CHARM捌きの名手”として知られており「可変スピードは山梨では比肩する者がいないほど」である。レアスキル「ヘリオスフィア」を活用した堅い守備、一撃必殺を可能にする高い魔力、守りから一転して超高速のCHARM変形でカウンターに転ずる戦闘技能でヒュージを翻弄する。
現・甲斐聖山女子を代表するリリィであり山梨で抵抗を続ける彼女たちの精神的支柱の一人でもある。
初等部時代家庭の事情などから不安定な精神状態だった彼女を救ってくれた六角汐里(現百合ヶ丘女学院)との熱い友情と絆で結ばれている。汐里が百合ヶ丘女学院で『山梨奪還作戦の発動』を強く主張する理由は花音との友情にある。
口数の少ない寡黙な少女で、戦果や戦場での勇姿から畏怖の念を持たれることが多いが、実際は縫いぐるみや手芸が好きな女の子らしい面ものぞかせる。