刑事7人 第8シリーズ

ep.7 天樹、執念の捜査! 家庭を壊した父の最期は…

时长: / 首播:2022-08-24
 古い一軒家で母子二人、仲睦まじく暮らす西野晃(柾木玲弥)と清美(中島ひろ子)。ある日、晃の携帯に見知らぬ番号から電話が入る。それは、両親が離婚してから13年間も離れて暮らし、まったく会っていなかった父親・中山信二(池田成志)が亡くなったとの警察からの知らせだった。
 天樹悠(東山紀之)と野々村拓海(白洲迅)が見守る中、晃は遺体安置所で信二と無言の対面を果たす。信二は海浜公園で亡くなっていたのを発見されたそうで、死因は腹部大動脈損傷による失血性ショック死。彼のそばには、柄に自身の指紋が付着した包丁が落ちており、自殺と推測される。晃は使い捨てボールペン、未開封のキャラメル箱など、信二の所持品の中から小銭だけを取って、遺体を含めて、あとは処分してくれと天樹らに頼む。遺体の周りには、何故か本人の上着が脱ぎ捨ててあったことなどから、天樹は念のため、信二の遺体を司法解剖にかけることにするのだった。
 実の息子である晃の冷たさに、信二の解剖を担当した堂本俊太郎(北大路欣也)は憤るが、実は離婚の原因は、信二が13年前に犯した、不倫相手の女性の殺人事件だったと聞いて納得する。晃と清美は、家族をめちゃくちゃにした信二のことを相当恨んでいたのだ。そして、信二の胃からは、食して5時間ほどが経過した百合根、人参、ふきのとうが見つかったことを報告。自害する前に食事をしていたのだろうか?
 同じ頃、カウンターだけの小さな小料理店で、店を一人で切り盛りする女将・山尾京子(加茂美穂子)の遺体が発見される。片桐正敏(吉田鋼太郎)と青山新(塚本高史)が臨場すると、不自然な点も多く、殺人事件と断定。第一発見者である夫の山尾寛(村杉蝉之介)に話を聞くと、店では独身で通していた女将にしつこく言い寄っていた客がいたという。既婚者だと分かり逆上しての犯行なのだろうか――?
 やがて、小料理店にあった料理と、信二の胃の内容物が合致。また、信二と京子の死亡推定時刻を照らし合わせても条件は一致することが判明。やはり京子を殺した犯人は信二で、逃げ切れないと思って自殺したのか…!? しかし、天樹だけは別の可能性を示唆し、晃に連絡を取り、信二の足跡をたどる-。
 天樹の執念の捜査で徐々に見えてくる真実…。そこには、家族を思う孤独な男の悲哀が――!?

    脚本:徳永富彦
    演出:大山晃一郎

吐槽箱 1

#1 - 2022-8-28 21:21
(君と目指す彼方へ)
番組名
    刑事7人 #7/天樹、執念の捜査!家庭を壊した父の最期は…
放送日時
    2022年8月24日(水) 21:00 ~ 21:54

番組概要
    過去の殺人の罪で家庭を壊した男・信二が死んでいた。さらに新たな殺人の容疑も…そんな男を恨む息子・晃と共に、天樹は男の最期を知るため独自捜査を進める…衝撃の真相!

番組詳細

◇番組内容
『刑事7人』がシーズン8に突入!今作は、新専従捜査班に東大卒のキャリア組の新人、いわゆる≪Z世代≫のエリート・坂下路敏(小瀧望・ジャニーズWEST)が新たなメンバーとして参加!大きな変革を迎える。会議はリモートで参加、聞き込みは足よりSNS…コスパ重視のZ世代と、天樹を筆頭とした≪ガラパゴス刑事≫との世代間ギャップも見どころに。昭和、平成、令和の3世代の刑事たちと難事件に立ち向かう!
◇出演者
天樹悠…東山紀之
海老沢芳樹…田辺誠一
坂下路敏…小瀧望(ジャニーズWEST)
野々村拓海…白洲迅
青山新…塚本高史
片桐正敏…吉田鋼太郎
堂本俊太郎…北大路欣也
【ゲスト】
柾木玲弥
池田成志
中島ひろ子
村杉蝉之介
加茂美穂子
◇脚本
徳永富彦
◇監督
大山晃一郎
◇音楽
奈良悠樹
◇スタッフ
【エグゼクティブプロデューサー】内山聖子(テレビ朝日)
【プロデューサー】山川秀樹(テレビ朝日)、石田菜穂子(テレビ朝日)、和佐野健一(東映)
◇おしらせ
☆番組HP
 https://www.tv-asahi.co.jp/keiji7_08/
☆Twitter
 https://twitter.com/keiji_7nin
☆Instagram
 https://www.instagram.com/keiji_7nin/

みどころ
(あらすじ)

 遺族に遺留品を届けるべく、坂下路敏(小瀧望)と野々村拓海(白洲迅)は奥多摩の山を登っていた。この遺留品は、6カ月前に大学時代のサークル仲間たちと朝日を見に行くためにナイトハイクに出かけ、その道中、山道から足を踏み外し後頭部を強打して死亡した小柳早智(森田涼花)の物だった。
やがて路敏と拓海は、早智の父親で山岳写真家である哲夫(田中要次)が所持する山荘に到着。娘の事故後は、携帯も圏外のこの山荘でひとりで過ごしているという。部屋に迎え入れられる二人だが、路敏は玄関に雨に濡れた傘が置かれていた形跡があることや少し前に線香をあげた灰の跡に気付く。路敏と拓海、哲夫以外にも、誰か山荘にいるのだろうか──? 路敏は「僕が戻らなければ拓海さんは外に」と言い残し、山荘内を単独で調べ始めるが、なんと猟銃を持った哲夫に捕まってしまう。後頭部に猟銃を突き付けられながら、ある部屋に連れて行かれると、そこには早智の大学時代のサークル仲間である5人が閉じ込められていて…!? やがて、拓海も哲夫によって同部屋に連行。役に立たない拓海に、路敏は呆れ顔になるのだった。
一方、天樹悠(東山紀之)は、早智の事故の資料で気になることがあり、解剖を担当した堂本俊太郎(北大路欣也)のもとに。本来なら解剖が行われるような案件ではなかったが、哲夫の強い希望で解剖が遂行されたという。やはり哲夫は、早智が死んだのはただの事故ではないと考えて蛮行に及んでいるのか…!? そして天樹は、堂本から遺体の右手にアクセサリーのようなものを強く握った跡が残っていたことを聞かされ…。
 哲夫は、小さな頃から山を熟知していた早智が転落することはあり得ない上に、しかもある《証拠》も発見したと明かし、サークル仲間5人で話し合い、犯人を見つけ出すことを命令。タイムリミットは3時間。さらに、犯人が見つからない場合は、山荘に火をつけると宣言する。
 脱出方法を探る路敏、「天樹さんがいれば」と情けない声を出す拓海…。そして路敏と拓海の安否を心配する天樹は、事故の資料からある真実にたどり着いて…!?
 はたして山荘で巻き起こる《死の人狼ゲーム》の行方は──?