ep.3 疑惑のスポーツ界
时长: / 首播:2020-01-26
スポーツ代表選考に潜む殺意
門田明宏(山崎樹範)の診察を受けた川田レン(清野菜名)は、表情が豊かになったと言われる。恋をしたからではないかと門田に指摘され、森島直輝(横浜流星)を思い浮かべるレン。彼女の精神状態は落ち着いているように見えたが、10年前に遭遇した火事の記憶のフラッシュバックも度々起こっていた。
そんな中、スピードクライミングの日本代表・宮澤沙奈恵がコーチの鹿野博史とともに緊急会見を開き、日本で近々開催予定の世界選手権を辞退すると発表。沙奈恵は金メダルを確実視される有望選手だったが、練習中に突然ロープが切れて転落し、大ケガを負ってしまった。彼女は会見で、誰かが故意にロープを切って自分を殺そうとしたと主張。
そこに沙奈恵の前のコーチ・磯貝誠が現れる。釈明しようとする磯貝に対して沙奈恵は「あなたがロープを切ったんでしょ!?」と取り乱し、会見は大混乱に。磯貝は厳し過ぎる指導が問題視されるコーチで、沙奈恵からコーチを解任されたばかりだった。ロープを切ったのは解任を恨んだ磯貝の仕業なのか?それとも沙奈恵を引きずり下ろしたい別の人物なのか? 世間では憶測が飛び交い、沙奈恵の世界選手権辞退は大きなスキャンダルに発展する。
会見の模様をテレビで見ていたレンは、沙奈恵が中学時代の同級生だと思い出す。一方、直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、沙奈恵の件について調べるようにと告げられる。
沙奈恵に代わって日本代表に選ばれたのは、沙奈恵のライバルとされていた北里亜香里。亜香里の公開練習が行われることになり、神代(要潤)ら報道陣が集まる。そこに世界選手権に出場する海外の有力選手・コリーナとコーチのミルコビッチが訪れる。コリーナと対面した亜香里は平静を失い、公開練習は中止に。その時、ミスパンダが現れる。ミスパンダは亜香里に向かって「宮澤沙奈恵のロープを切ったでしょ?」と迫る。
レンは、入院中の沙奈恵を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶレンと沙奈恵。レンは沙奈恵から「リコちゃんが生きていたら…」と言われて動揺する。
レンは直輝と会い、沙奈恵と会ってきたことを伝える。レンの様子に異変を察した直輝は、悩みを聞こうとする。レンは直輝に、10年前の忌まわしいトラウマについて打ち明ける。その後、沙奈恵をめぐる一件に新たな事実が判明し…。
不正入学疑惑で無実を証明したい俊一(中尾暢樹)は、神代の取材を受ける。しかし神代は、俊一に不利になる編集でインタビューを放送。追い詰められた俊一は、病院で昏睡状態の岸本(阿南健治)の首を締める――。
池渕(モロ師岡)と柳本(渡辺裕之)は、岸本が死んだという知らせを受けてほくそ笑む。俊一の入試の成績を捏造して不正入学疑惑を広めたのは、学長の座を狙う池渕と、池渕と組んで不正入学のパイプを作りたい柳本の策略だった。
池渕は記者会見を開き、不正入学が事実だったと発表。すべての罪を岸本にかぶせようとする。その時、ミスパンダの映像が流れ、ある合コンの模様が中継される。そこには直輝と柳本の娘・美樹が参加していた。美樹は、自分の父が偉い人の娘や息子をどんな大学にも入れられる権力を持っていると自慢を始める。
すべての悪事が明らかになり、内輪もめを始める池渕と柳本。そんな2人の前に、ミスパンダが岸本と俊一を連れてくる。岸本は、生きていた。俊一は父の首を締めようとしたところをミスパンダに止められ、彼女に協力したのだった。この一部始終は報道陣の知るところとなる。
春男(升毅)は門田(山崎樹範)に、レンが10年前の記憶に怯えていることを伝える。その原因として「何か別の力が加わっているのかも」と言う門田。
麻衣子(山口紗弥加)の病室には、レン(清野菜名)の部屋にあるのと同じ写真が飾られていた。「リコが死んでくれてよかった」とつぶやく麻衣子。見舞いに来たレンは、自分だけが母親にかわいがられ、姉のリコが檻の中に入れられている光景を思い出す――。
沙奈恵(秋元才加)と鹿野(三浦貴大)の交際をマスコミが報じる。磯貝(六平直政)からパワハラを受けていた沙奈恵を鹿野が支えるうち、恋愛関係になったという。そんな中、パンダちゃんねるの配信が予告される。
パンダちゃんねるの配信が始まると、ミスパンダは亜香里(竹内愛紗)の練習場に潜入していた。「あんたも宮澤沙奈恵と同じ目に遭ってみなよ」と、登っている亜香里のロープを切るミスパンダ。転落する亜香里の姿を映して、配信は途切れる。やっぱり亜香里は“クロ”だったのか? ミスパンダはやりすぎではないのか? とネットは大騒ぎに。
まもなく配信が再開し、ミスパンダはホテルの一室に忍び込む。そこには、抱き合う鹿野とミルコビッチがいた。沙奈恵のロープを切ってケガをさせたのは、鹿野だった。鹿野は、コリーナのライバルを消してほしいミルコビッチに頼まれて沙奈恵を陥れ、その報酬としてサロベニー共和国のスピードクライミングチーム監督の座と1憶円を約束されていたのだ。「どういうことなんでしょう!?」ミスパンダは鹿野とミルコビッチに直撃する。
公開練習の時、直輝は罠を仕掛けていた。亜香里が出した自己ベストタイムは直輝が操作したものだった。鹿野はコーチでありながら亜香里の好記録を喜ぶどころか、動揺を見せた。そんな鹿野に対し、ミルコビッチが責めるような目線を向けていたのを直輝は見逃さなかった。その後、亜香里の協力を得て、真相を暴いたのだった。すべてを知られた鹿野とミルコビッチは、直輝とミスパンダに襲い掛かる。2対2の戦いを繰り広げた末、ミスパンダと直輝が制圧する。
事件が解決し、佐島(佐藤二朗)から労いの電話を受けた直輝は「グレーゾーンに隠れた人間を暴くためなら、俺はどんなことだってやります」と覚悟を伝える。その電話の後、佐島は、哲也(田中圭)の遺した警察手帳と、哲也と直輝の写真を眺めて「どんどん君に似てきたね」とつぶやく――。
直輝は、門田の診察室を訪れる。彼は門田に「川田レンは、レンじゃないですよね?」と問いかけ…。
スポーツ代表選考に潜む殺意
門田明宏(山崎樹範)の診察を受けた川田レン(清野菜名)は、表情が豊かになったと言われる。恋をしたからではないかと門田に指摘され、森島直輝(横浜流星)を思い浮かべるレン。彼女の精神状態は落ち着いているように見えたが、10年前に遭遇した火事の記憶のフラッシュバックも度々起こっていた。
そんな中、スピードクライミングの日本代表・宮澤沙奈恵がコーチの鹿野博史とともに緊急会見を開き、日本で近々開催予定の世界選手権を辞退すると発表。沙奈恵は金メダルを確実視される有望選手だったが、練習中に突然ロープが切れて転落し、大ケガを負ってしまった。彼女は会見で、誰かが故意にロープを切って自分を殺そうとしたと主張。
そこに沙奈恵の前のコーチ・磯貝誠が現れる。釈明しようとする磯貝に対して沙奈恵は「あなたがロープを切ったんでしょ!?」と取り乱し、会見は大混乱に。磯貝は厳し過ぎる指導が問題視されるコーチで、沙奈恵からコーチを解任されたばかりだった。ロープを切ったのは解任を恨んだ磯貝の仕業なのか?それとも沙奈恵を引きずり下ろしたい別の人物なのか? 世間では憶測が飛び交い、沙奈恵の世界選手権辞退は大きなスキャンダルに発展する。
会見の模様をテレビで見ていたレンは、沙奈恵が中学時代の同級生だと思い出す。一方、直輝はMr.ノーコンプライアンス(佐藤二朗)から、沙奈恵の件について調べるようにと告げられる。
沙奈恵に代わって日本代表に選ばれたのは、沙奈恵のライバルとされていた北里亜香里。亜香里の公開練習が行われることになり、神代(要潤)ら報道陣が集まる。そこに世界選手権に出場する海外の有力選手・コリーナとコーチのミルコビッチが訪れる。コリーナと対面した亜香里は平静を失い、公開練習は中止に。その時、ミスパンダが現れる。ミスパンダは亜香里に向かって「宮澤沙奈恵のロープを切ったでしょ?」と迫る。
レンは、入院中の沙奈恵を訪ねる。久しぶりの再会を喜ぶレンと沙奈恵。レンは沙奈恵から「リコちゃんが生きていたら…」と言われて動揺する。
レンは直輝と会い、沙奈恵と会ってきたことを伝える。レンの様子に異変を察した直輝は、悩みを聞こうとする。レンは直輝に、10年前の忌まわしいトラウマについて打ち明ける。その後、沙奈恵をめぐる一件に新たな事実が判明し…。
不正入学疑惑で無実を証明したい俊一(中尾暢樹)は、神代の取材を受ける。しかし神代は、俊一に不利になる編集でインタビューを放送。追い詰められた俊一は、病院で昏睡状態の岸本(阿南健治)の首を締める――。
池渕(モロ師岡)と柳本(渡辺裕之)は、岸本が死んだという知らせを受けてほくそ笑む。俊一の入試の成績を捏造して不正入学疑惑を広めたのは、学長の座を狙う池渕と、池渕と組んで不正入学のパイプを作りたい柳本の策略だった。
池渕は記者会見を開き、不正入学が事実だったと発表。すべての罪を岸本にかぶせようとする。その時、ミスパンダの映像が流れ、ある合コンの模様が中継される。そこには直輝と柳本の娘・美樹が参加していた。美樹は、自分の父が偉い人の娘や息子をどんな大学にも入れられる権力を持っていると自慢を始める。
すべての悪事が明らかになり、内輪もめを始める池渕と柳本。そんな2人の前に、ミスパンダが岸本と俊一を連れてくる。岸本は、生きていた。俊一は父の首を締めようとしたところをミスパンダに止められ、彼女に協力したのだった。この一部始終は報道陣の知るところとなる。
春男(升毅)は門田(山崎樹範)に、レンが10年前の記憶に怯えていることを伝える。その原因として「何か別の力が加わっているのかも」と言う門田。
麻衣子(山口紗弥加)の病室には、レン(清野菜名)の部屋にあるのと同じ写真が飾られていた。「リコが死んでくれてよかった」とつぶやく麻衣子。見舞いに来たレンは、自分だけが母親にかわいがられ、姉のリコが檻の中に入れられている光景を思い出す――。
沙奈恵(秋元才加)と鹿野(三浦貴大)の交際をマスコミが報じる。磯貝(六平直政)からパワハラを受けていた沙奈恵を鹿野が支えるうち、恋愛関係になったという。そんな中、パンダちゃんねるの配信が予告される。
パンダちゃんねるの配信が始まると、ミスパンダは亜香里(竹内愛紗)の練習場に潜入していた。「あんたも宮澤沙奈恵と同じ目に遭ってみなよ」と、登っている亜香里のロープを切るミスパンダ。転落する亜香里の姿を映して、配信は途切れる。やっぱり亜香里は“クロ”だったのか? ミスパンダはやりすぎではないのか? とネットは大騒ぎに。
まもなく配信が再開し、ミスパンダはホテルの一室に忍び込む。そこには、抱き合う鹿野とミルコビッチがいた。沙奈恵のロープを切ってケガをさせたのは、鹿野だった。鹿野は、コリーナのライバルを消してほしいミルコビッチに頼まれて沙奈恵を陥れ、その報酬としてサロベニー共和国のスピードクライミングチーム監督の座と1憶円を約束されていたのだ。「どういうことなんでしょう!?」ミスパンダは鹿野とミルコビッチに直撃する。
公開練習の時、直輝は罠を仕掛けていた。亜香里が出した自己ベストタイムは直輝が操作したものだった。鹿野はコーチでありながら亜香里の好記録を喜ぶどころか、動揺を見せた。そんな鹿野に対し、ミルコビッチが責めるような目線を向けていたのを直輝は見逃さなかった。その後、亜香里の協力を得て、真相を暴いたのだった。すべてを知られた鹿野とミルコビッチは、直輝とミスパンダに襲い掛かる。2対2の戦いを繰り広げた末、ミスパンダと直輝が制圧する。
事件が解決し、佐島(佐藤二朗)から労いの電話を受けた直輝は「グレーゾーンに隠れた人間を暴くためなら、俺はどんなことだってやります」と覚悟を伝える。その電話の後、佐島は、哲也(田中圭)の遺した警察手帳と、哲也と直輝の写真を眺めて「どんどん君に似てきたね」とつぶやく――。
直輝は、門田の診察室を訪れる。彼は門田に「川田レンは、レンじゃないですよね?」と問いかけ…。