Ende der Träumerei

「もう一度やり直せたなら、幸せな御伽噺が綴られるかしら？」

二つの世界の「少女」の意識が複雑に絡み合い交差する中世ヨーロッパファンタジーの世界を、重厚で独特な世界観で表現するのは「Hearty Smile Factory」の楽曲と二つの言語で紡がれる物語。ドラマティックに繰り広げられる物語の一瞬一瞬を切り取ったハイライトシーンで構成される物語的コンセプトアルバム。

星魚有香の透明感のあるヴォーカルと、バンドサウンドを主体にオーケストラ・アンサンブルと荘厳なクワイアーが絡むリアリティーのあるサウンド。スパイスとしてCeltic Windが散りばめられており、物語を繊細にパワフルに編み上げる。

入り交じる記憶と無数の幻影の中、何が現実で何が幻なのか、そして主体はどちらなのか。少女は果たして優しい夢を見続けることができるのか…？