住宅街がホームイルミネーションに輝く12月、会社経営者(26)の自宅が放火され、車椅子の妻(26)が死亡した。
被告人として起訴されたのは、被害者の夫婦と同級生だった男。
「私はやっていません」と言う被告人は、はたして有罪なのか、無罪なのか?
放火事件の裁判員に選任された「わたし」は、戸惑いながらも、初めての裁判に臨む――。
プレイヤーは、裁判員という立場で、ゲーム中の裁判を疑似体験します。
シナリオを読み進めていくと、「証人にどんな質問をする?」「他の裁判員の意見に 反対する?/賛成する?/黙っている?」「意見の根拠になる証拠はどれ?」など、選択肢が現れ、この選択肢の選び方で、有罪無罪の結論も変わっていきます。
一般的な推理ものとちがって、このゲームには、「真相」が用意されていません。現実の裁判でも、真相がはっきりわからないことはあります。「もし自分が本当に裁判員だったら、評決で有罪無罪どちらを選んだだろう?」と考えながら、プレイしてみて下さい。