クローズアップ現代+ 2015年2月23日(月)
アカデミー賞に「かぐや姫の物語」「ダム・キーパー」の2本がノミネートされるなど、高い評価を受けてきた日本のアニメ。その「ソフトパワー」は経済的にも文化的にも波及効果が大きいと期待されてきたが、実際には多くの作品が海外では定着せず消えていき、輸出は10年近く低迷が続いてきた。しかし今、新たな戦略で巻き返しを図る動きが相次いでいる。30か国以上での公開を目指す新作映画「ドラゴンボールZ」や、舞台設定をイタリアにし、日本より先にイタリアでテレビ放送を行って外国人ファンを取り込む計画の「ルパン三世」。ライバル同士が手を組んで競争力のある作品を集め、ネットを基盤にしたプラットフォームで海外浸透を図る試みなど、模索が始まっている。コンテンツビジネスが日本をけん引する時代は来るのか、検証する。
more...
アカデミー賞に「かぐや姫の物語」「ダム・キーパー」の2本がノミネートされるなど、高い評価を受けてきた日本のアニメ。その「ソフトパワー」は経済的にも文化的にも波及効果が大きいと期待されてきたが、実際には多くの作品が海外では定着せず消えていき、輸出は10年近く低迷が続いてきた。しかし今、新たな戦略で巻き返しを図る動きが相次いでいる。30か国以上での公開を目指す新作映画「ドラゴンボールZ」や、舞台設定をイタリアにし、日本より先にイタリアでテレビ放送を行って外国人ファンを取り込む計画の「ルパン三世」。ライバル同士が手を組んで競争力のある作品を集め、ネットを基盤にしたプラットフォームで海外浸透を図る試みなど、模索が始まっている。コンテンツビジネスが日本をけん引する時代は来るのか、検証する。