幼い頃に両親を亡くした昭島真(主人公)は、亡き父親の知り合いに引き取られ、善良な青年に育っていたが、時折、唐突に湧き上がる破壊衝動に苦しめられていた。そんなある日、養父母の実子、篠原美奈とデートの最中に言いがかりをつけられ、地下室に監禁されてしまう。暴漢たちに暴行され、ボロボロになって泣き叫ぶ美奈の姿を見せられた真は、これまで理性で抑え込んでいた破壊と暴力を求める精神に目覚める。そして、強引に拘束から抜け出すと、一瞬にして暴漢たちを叩きのめし、解放された美奈に近付くと、その彼女から思いも寄らない言葉が……。
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