二〇〇年前の精霊島に飛ばされてしまったスノウ達が見たものは、戦争の緊張に揺れる世界だった。自分たちの時間へ帰るべく模索を続ける中、故郷へ戻っていたマーヴェラスに死刑判決が出たことを知る。助けに走るスノウ達だったが、問題もあった。―マーヴェラスを助けることは、未来が変わってしまう可能性もある―ということだ。迷いの末に、スノウ達が出した結論とは?マーヴェラスの運命は?そして過去に飛ばされた真の理由とは!?息を呑む「炎帝の紋章編」ついにクライマックス!精霊島の学院祭に招待されたサラサを主人公に描いた書き下ろし短編「プロデュースド・ホワイト」も収録。
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