あらすじ
忘れるはずもない2011年8月6日、僕は弟を殺した。
4つの手記(+補記)からなる主人公の回想録。
主人公は世界との正しい接し方を見失ったことで弟を殺すまでに至った。しかし彼が殺したということは誰にもばれず、彼は罪を隠しながら生きることを選んだ。
人殺しであることを常に意識し、殺したはずの弟の視線に苛まれる彼は死のうとするが、なにかが邪魔をして死にきれない。
生きることに意味はあるのか。
more...
忘れるはずもない2011年8月6日、僕は弟を殺した。
4つの手記(+補記)からなる主人公の回想録。
主人公は世界との正しい接し方を見失ったことで弟を殺すまでに至った。しかし彼が殺したということは誰にもばれず、彼は罪を隠しながら生きることを選んだ。
人殺しであることを常に意識し、殺したはずの弟の視線に苛まれる彼は死のうとするが、なにかが邪魔をして死にきれない。
生きることに意味はあるのか。